...或は又平仮名に慣(な)れてゐる僕も片仮名には感じが鈍(にぶ)いのかも知れない...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
......
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...又平岡の言葉を思い出した...
夏目漱石 「それから」
...波紋のおさまるように人人は又平気で...
室生犀星 「幻影の都市」
...この中で誰か一人すぐに出立してもらいたいのだ」「私でよければまいります」斧田又平が云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...あの斧田又平であった...
山本周五郎 「風流太平記」
...斧田又平が馬を捉まえた...
山本周五郎 「風流太平記」
...「――へんな侍たちが堤の上で」又平は黙れというふうに手を振った...
山本周五郎 「風流太平記」
...「来てみろ」又平は刀を抜いて叫んだ...
山本周五郎 「風流太平記」
...しかも向うには抜刀した又平が構えているのだから...
山本周五郎 「風流太平記」
...又平は峰を返して受け止めながら...
山本周五郎 「風流太平記」
...「そこにいるのは誰だ」又平は愕然(がくぜん)とした...
山本周五郎 「風流太平記」
...又平は聞いていて...
山本周五郎 「風流太平記」
...そこに」と又平は吃(ども)った...
山本周五郎 「風流太平記」
...――あいつの底抜けには呆れてものも云えない」又平は黙って案内に立った...
山本周五郎 「風流太平記」
...斧田又平が帰ったのである...
山本周五郎 「風流太平記」
...又平は眼をみはって...
山本周五郎 「風流太平記」
...又平福氏の所までわざ/\見せに行つてから...
吉川英治 「折々の記」
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