...又三郎は袈裟掛に斬られたに相違ありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――併しこれは又三郎にしては若過ぎます」「――」狷之介は默つてうつ向きました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...背中の傷痕があるからだ」「又三郎は四十そこ/\ぢやありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「ほう、又三郎、待っていたぞ...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...すると又三郎はこんどは少し怒(おこ)りました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...けれども上海と東京ということは一郎も誰も何のことかわかりませんでしたからお互(たがい)しばらく顔を見合せてだまっていましたら又三郎がもう大得意でにやにや笑いながら言ったのです...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...又三郎はたしかに二人の居たのも知っていたようでしたが...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...」すると又三郎は少し面白(おもしろ)くなったようでした...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...又三郎はいよいよ面白そうに指を一本立てながら「それから? それから? ええ? それから...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...さあ又三郎のよろこんだこと俄かにしゃべりはじめました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...「又三郎、おれぁあんまり怒(ごしゃ)で悪がた...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...一郎は早く仕度をして学校へ行ってみんなに又三郎のさようならを伝えたいと思って少しもどかしく思いながらいそいで家の中へ入りました...
宮沢賢治 「風野又三郎」
...「又三郎だ又三郎だ...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...すると耕助はうらめしそうにしばらくだまって三郎の顔を見ながら、「うあい又三郎、汝(うな)などあ世界になくてもいいなあ...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...「うわい又三郎、風などあ世界じゅうになくてもいいな、うわい...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...風はどっこどっこ又三郎...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...風はどっこどっこ又三郎...
宮沢賢治 「風の又三郎」
...矢野又三郎介錯いたし候...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
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