...旧い絵が又々伸び伸びになるばかりでなく...
上村松園 「画道と女性」
...ここで例の常識内容と常識水準との関係が又々参考に値いする...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...又々人の呻(うめ)くような声がきこえて来ました...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...山野又々トチる、おくれて帰って来たから、「バカヤロー、ふざけるのもいゝ加減にしろ!」とどなりつけてやる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...声又々いかん、くさり演...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又々相当なるさわぎ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ウイスキー又々ちとのみすぎ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...帰ると又々急しいからな...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...麻雀――夕食は悲しきハムライス、又々続ける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「東京」又々大受け...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又々のみ出した由...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夜の部又々大満員である...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夕食、又々情なき味...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...先日記した(七月三十一日記)時より又々セッパ詰り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又々入りはひどい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...くりかえし考えて又々トルストイは偉いと思うし...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...行違ひにて又々異船へ乗替...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八日大山崎と申所へ浪人二人上陸一人無刀にて船頭の裝をなし人家有之處へ出かく金鼓のあひづにて村々百姓共駈集り捕へ申候一人山上に居候由山を卷候處此浪人年十九計支度も相應襷をかけ數人を相手に防ぎ戰ひ中々手利云々終槍にて刺殺申候大將らしき身なりの由に候水海道から鬼怒川すりあひの渡しを西へ越えた二十一人は、飯沼の弘經寺へ押入古間木(ふるまぎ)へ通り、倉持の杉山を經て鴻山で二手に別れ、十一人は芦ヶ谷を燒いて平塚に移り、又々放火、沼を渡つてから行方不明となつた...
横瀬夜雨 「天狗塚」
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