...同人又々狂気の如く相成り...
芥川龍之介 「尾形了斎覚え書」
...又々(また/\)三度目(どめ)の鐵拳(てつけん)...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...処が又々××××棍棒を持った壮漢が甲子園のスポーツマン・ホテルに殴り込みをやり...
戸坂潤 「社会時評」
...ソレカラ忌命ガ明イタカラ又々カセイダ」親父の死んだ時...
中里介山 「大菩薩峠」
...三日にして又々大に憂うべきこと出(い)で来(きた)りたり...
野中到 「寒中滞岳記」
...彼は又々執拗に迫って来た...
浜尾四郎 「途上の犯人」
...又々島袋君の手廻しで...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...夜(よ)に入れば又々鳴きわたるよ...
樋口一葉 「すゞろごと」
...又々楽屋へ小ギャング来り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夜又々「只野凡児」の稽古...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「大久保」を立ち、又々くさる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昼の部又々ダレ、やりたいことやってふざける...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又々秦がシャ/\り出て...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「東京」又々大受け...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...又々ルパンへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...先日記した(七月三十一日記)時より又々セッパ詰り...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...そういう連中が又々頭をもたげて来て...
三好十郎 「冒した者」
...川角(かわずみ)太閤記が誌(しる)すところの記述――秀吉ガ御馬ノ先手衆(サキテシユウ)、鑓合(ヤリアハ)セ申スト等シク、日向守ガ備ヘヲバ突キ崩サレ、一町バカリ引退(ヒキノ)ク処ヘ、又々、敵ノ先手詰(ツメ)カケ候ヘバ、秀吉、味方若シヤ押掛(オシカカ)ラレ可(ベ)クヤト思シ召(メシ)ケム、味方ノ鑓(ヤリ)ノ石突(イシヅキ)モ働カザル程、御馬印ノ瓢(フクベ)ヲ御詰カケナサレ、ソレヨリ又敵ヲ突キ立テラルとある辺りの情景は、まさにそのときの情景を描いて躍如(やくじょ)たるものがある...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??