...参殿の行き帰りに四条の公子の家の前に車をとめた...
久生十蘭 「無月物語」
...兄君の兵部卿の宮とか中宮大夫などが参殿し...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もう幾月も参殿しない人を...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...同人同道一条殿へ参殿の上御姉妹へ拝謁...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...その際この薫子にも改めて御稽古の為参殿の事を申付けられた...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...十五日には御稽古の為局口(つぼねぐち)御玄関より参殿...
森鴎外 「津下四郎左衛門」
...それも長いこととはいわぬ――また、今日は老賊に従って、参殿の供につき、わずかな隙(すき)をうかがってここへ来たのだから、もし老賊が退出してくるとたちまち露顕(ろけん)してしまう...
吉川英治 「三国志」
...参殿もしなかった...
吉川英治 「源頼朝」
...院内ならびに参殿をもさし許されたのである...
吉川英治 「源頼朝」
...――かく寸刻をのばしつつ参殿を渋られる中宮の心理は...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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