...御坊は何処へ御行きなさる?五位の入道 西へ参る...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...今までのやうな商売を致して参る事は出来ません...
芥川龍之介 「南京の基督」
...立山様に参るのだといって歩いて行った老婆の話は...
石川欣一 「可愛い山」
...気は若いが、山登りをしても、スキーをしても夜更しをしても、酒を飲んでも、すぐ参る...
石川欣一 「山を思う」
...言葉などは後から幾らでもついて参るでございましょう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...参る人が伴のうて還るという古い信仰を保存しているかと思う...
柳田国男 「年中行事覚書」
...「いま、参る」越前守は、すぐ吟味所の方へ歩いた...
吉川英治 「大岡越前」
...これより京都へ参る途中において...
吉川英治 「剣難女難」
...お手討になさると追いかけて参るゆえ...
吉川英治 「三国志」
...「どこへ参る」と...
吉川英治 「三国志」
...張の首を斬って参る覚悟があります...
吉川英治 「三国志」
...一名の怪しげな武芸者ていの男を捕えて参りましたので」「うむ」「役所へ曳いて参るまでは...
吉川英治 「新書太閤記」
...「とまれッ」「どこへ参る」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...やはり大きな違いがないわけには参るまい...
吉川英治 「新書太閤記」
...助けるわけには参るまいかの……」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...頭領(とうりょう)からおゆるしが参るまで」と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...われ女なりとも敵の手にはかかるまじ主上の御供に参るなり御志(みこころざし)おもい玉わん人々は急ぎつづきたまえやと舷(ふなべり)へぞ歩みいでられける発矢(はっし)と...
吉川英治 「親鸞」
...どこへ参るのか』『はい』『近所の酒屋その他へ...
吉川英治 「山浦清麿」
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