...誰が降参するものか...
海野十三 「怪塔王」
...これを背中に押しつけて「手をあげろ」といえば相手は降参するよ...
海野十三 「火星探険」
...北海道まで大金を持参するのは途中の危険もおもんぱかられるから...
大鹿卓 「金山※[#「插」でつくりの縦棒が下に突き抜けている、第4水準2-13-28]話」
...私は試みに一缶だけ持参すると...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...いつものことながら降参するよ...
林不忘 「安重根」
...隊名姓名を金文字で入れた盃や塗盆(ぬりぼん)を持参する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ああなると道庵も降参するよ――」脱線もここまで来ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...好き者のお部屋様に見参するつもりで来たのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...正月上京する時に持参するからそれまで待ってくれるようにと断わった...
夏目漱石 「こころ」
...何時(いつ)でも降参するさ...
夏目漱石 「それから」
...うやうやしく持参することの光栄を命じ給へ...
牧野信一 「タンタレスの春」
...酒の力に降参するものだろうか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(c)結局事実において降参するくらいならば...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...どんな欺瞞の前にも等しく降参する...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...言いよられた者が容易迅速に降参するのは宜しくないと指摘している...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...彼奴等は白旗を揚げて降参するなどいう毛唐流の武士道を全く知らぬらしいので...
夢野久作 「近世快人伝」
...仏性かならず成仏と同参するなり...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...成仏と同参する仏性の道理にほかならないであろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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吸わせる やはり野に置け蓮華草 上流階級
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