...そうした方が原著者の頭に映じたそれらの古典の面影を伝えるからである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...日本の原著者が迚(とて)も想像もしなかったと思はれる程の精確細密を極めた描写が全篇にあふれて居りまして...
稲垣巖 「父八雲を語る」
...其は小説寄生木(やどりぎ)の原著者篠原良平の小笠原(おがさわら)善平(ぜんぺい)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それは寄生木(やどりぎ)の原著者(げんちょしゃ)である...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...一九三〇年に原著者がケンブリッジ大学のレード講演に基いて書かれたもので...
戸坂潤 「読書法」
...斯(かく)の如く欧米各国において浮世絵及び日本美術に関する出版物の夥多(かた)なる余は本論文の原著者がその巻末に挙げたる書目につき諸雑誌掲載の論文を除き単行本として公(おおやけ)にせられしもののみを数へてなほ七十余種の多きに及べるを見たり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...されば過般博文館より発売せし『新ふらんす物語』なるものの芸術並に文学上の責任に至つては毫(ごう)も原著者の与(あずか)り知る所にあらず...
永井荷風 「書かでもの記」
...かの一書は実に原著者の意志に反して出版せられたるものなりかし...
永井荷風 「書かでもの記」
...原著者の作意精神に添わぬ時は御免を蒙(こうむ)るより外はない...
中里介山 「生前身後の事」
...「私は原著者ではありませんから誰がどう入り組んでいるか知りません...
中里介山 「山道」
...今までのようにめいめいが勝手にその権利を原著者から貰うということではなくなるらしいことよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...弘文堂から原著者は判りませんが除村吉太郎訳で『ロシア年代記』と云う中世の歴史が出るらしく...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...原著者の令弟岡倉由三郎先生より『はしがき』をいただき...
村岡博 「茶の本」
...誰がその原著者創始者であるにしても(実際もっと大きな理由がないかぎりスボンからこの本の著者という肩書を奪うのは不当である)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その筆者は原著者たる「満鉄社人事課××氏」の名を掲げ...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...一九四八年二月大久保にて訳者原著者序言土地の生産物――すなわち地表から...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...第三版に対する原著者の注意本版においては...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...一八二一年三月二十六日目次訳序原著者序言第三版に対する原著者の注意第一章 価値について第一節(一)価値なる語の曖昧さ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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