...アカデミズムは基本的・原理的なものを用意し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...歴史の原理的な支配を徹底的に拒絶することを意味し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...原理的な概念の現実的内容は又依然として原理的でなければならない)...
戸坂潤 「科学方法論」
...自然科学との間に何等の原理的な必然的連関を見ることが出来ない...
戸坂潤 「科学論」
...リーマンの「n次の多様」や所謂 Lehre von ausgedehnten Mannigfaltigkeit(Klein を見よ)の内容が縦え幾何学的表象から全く自由であるとしても数以外のものから来る原理的な制約によって条件づけられてあることを見逃すことは出来ない...
戸坂潤 「幾何学と空間」
...一つの原理的な模型として役立つものなのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...哲学は特殊科学に於ける経験的・実証的研究乃至材料の内から原理的なるものを取り出し...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...* 以上の諸説に就いては石川日出鶴丸教授の原理的な労作「生理学原論」(雑誌『生理学研究』)に依る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...公式として活用される限り経験を指導する筈のものであるから原理的なものである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...もしくは普遍原理的なものに突入しようとする思想であって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...というひとつの原理的なる命題ではないかと思われる**...
三木清 「科学批判の課題」
...なほ兩者の間には原理的なる差異が存在するであらう...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...これは一の最も原理的な命題である...
三木清 「歴史哲學」
...これは全く原理的な關係であつて...
三木清 「歴史哲學」
...ところでここに一の原理的な命題がある...
三木清 「歴史哲學」
...それ故に特にイデオロギーの歴史の研究に從事する人々の歴史理論の中へ世代の概念が一の原理的なものとして導き入れられるに至つたといふことは偶然ではなからう...
三木清 「歴史哲學」
...「何處にいつたいかの原始的諸發展と所謂歴史的時代の諸發展との間に於ける原理的な差異が存するのであらうか...
三木清 「歴史哲學」
...有益な科学の原理的な知識とともに...
宮本百合子 「科学の精神を」
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