...可なりの広範さと普遍さとを有った原理的な問題として現われる...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...イデオロギーの歴史の原理的な記述だということである...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...それから結果する代表的なるものは理論の原理的な水掛論でしかあり得ない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...哲学は特殊科学に於ける経験的・実証的研究乃至材料の内から原理的なるものを取り出し...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...* 以上の諸説に就いては石川日出鶴丸教授の原理的な労作「生理学原論」(雑誌『生理学研究』)に依る...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...自由主義は文化統制のような統制現象に対して原理的な批判を下すことが出来ないということが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...公式として活用される限り経験を指導する筈のものであるから原理的なものである...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...之に反して哲学の批評は原理的な批評であるようだ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...自然科学の原理的な研究は...
戸坂潤 「辞典」
...この問題は併し可なり原理的なものから来ている...
戸坂潤 「読書法」
...もしくは普遍原理的なものに突入しようとする思想であって...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...しかるに我々はフォイエルバッハの人間學に於てこのやうな原理的なる變革を認めることが出來ない...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...これは一の最も原理的な命題である...
三木清 「歴史哲學」
...といふ原理的な命題は...
三木清 「歴史哲學」
...これは全く原理的な關係であつて...
三木清 「歴史哲學」
...それ故に特にイデオロギーの歴史の研究に從事する人々の歴史理論の中へ世代の概念が一の原理的なものとして導き入れられるに至つたといふことは偶然ではなからう...
三木清 「歴史哲學」
...有益な科学の原理的な知識とともに...
宮本百合子 「科学の精神を」
...白鳳美術においてはすでに顕著に推古様式との原理的な分離が見られる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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