...この厖大(ぼうだい)な建物は広くて...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「ウェストミンスター寺院」
...出品があまりに厖大で...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...ただ史學が厖大に食み出しただけである...
内藤湖南 「支那目録學」
...厖大な計画を立て...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...あの厖大かつ複雑極まる...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...ぽってりと嫌味に肉のついた厖大な顎がぶらりとぶらさがっている...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...厖大な図体をしているところへ舵もないので...
久生十蘭 「海難記」
...小山のような厖大なものが然とのしあがって来た...
久生十蘭 「地底獣国」
...そういう厖大なものが...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...その頭が煙突や屋根にまでとどくやうな厖大な陰影(かげ)が壁面にゆらゆらと映つてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...インフレーションの原因は厖大極まる軍事費のおかげである...
宮本百合子 「現実の必要」
...厖大なパーセントをとり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...併し社村は間もなく屋敷の賣却が厖大な金高になることを知つてゐるために...
室生犀星 「渚」
...代ってその位置に厖大な洋風な日本総督府の建築が建てられ...
柳宗悦 「民藝四十年」
...やはり厖大(ぼうだい)な郡誌などを編輯(へんしゅう)公刊して...
柳田國男 「地名の研究」
...「国家論」は政治学の中でも一番厖大(ぼうだい)な部門を占めるし...
矢部貞治 「政治学入門」
...兵馬舟船なども厖大(ぼうだい)になってきたものの...
吉川英治 「新・水滸伝」
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