...大雪での山道の通行は厄難だった...
...彼女の人生はたくさんの厄難に見舞われた...
...このプロジェクトは、予算の不足によって厄難に直面している...
...地震によって私たちの家にはたくさんの厄難が訪れた...
...この道は、山岳地帯を通るだけあって、厄難の連続だ...
...創世記を読みて古今同く労苦と厄難と人害とは此れ創業の取るべきを感悟して最も満足せり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...昨年は大厄難たるを以て...
関寛 「関牧塲創業記事」
...このたびの大厄難突破の次第を...
太宰治 「お伽草紙」
...「浮世には無数の厄難が待ち構えて居る事は...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...大きな厄難(やくなん)から首尾よく脱(のが)れた喜悦(よろこび)もあったり...
徳田秋声 「黴」
...無論大した怪我(けが)ではないと合点して、車掌は見向きもせず、曲り角の大厄難、後(うしろ)の綱のはずれかかるのを一生懸命に引直(ひきなお)す...
永井荷風 「深川の唄」
...この厄難を免るれば...
南方熊楠 「十二支考」
...我来世厄難に遭(あ)う時...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の願力に由ってこの厄難を免れたと...
南方熊楠 「十二支考」
...六条院の人々は皆大厄難(やくなん)が来たように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...厄難(やくなん)に逢つてからこのかた...
森鴎外 「最後の一句」
...――――――――――――――――桂屋にかぶさつて來た厄難と云ふのはかうである...
森鴎外 「最後の一句」
...厄難(やくなん)に会ってからこのかた...
森鴎外 「最後の一句」
...厄難に会った初めには...
森鴎外 「最後の一句」
...人間の大厄難になつてゐる病(やまひ)は...
森鴎外 「妄想」
...思想的厄難がつぎつぎに起こって来た...
山本実彦 「十五年」
...もし厄難(やくなん)に出あったらどうするか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...厄年(やくどし)の男女がふめば厄難をはらうという...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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