...大雪での山道の通行は厄難だった...
...彼女の人生はたくさんの厄難に見舞われた...
...このプロジェクトは、予算の不足によって厄難に直面している...
...地震によって私たちの家にはたくさんの厄難が訪れた...
...この道は、山岳地帯を通るだけあって、厄難の連続だ...
...厄難いまだ解けずして再び奈落に陥りつ...
泉鏡花 「活人形」
...牛十四頭馬六十七頭 今年斃馬五十六頭なり(四)明治三十八年一月一日昨三十七年は我家(わがいえ)の大厄難たるも...
関寛 「関牧塲創業記事」
...昨年は大厄難たるを以て...
関寛 「関牧塲創業記事」
...「浮世には無数の厄難が待ち構えて居る事は...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...この厄難を免るれば...
南方熊楠 「十二支考」
...昔の願力に由ってこの厄難を免れたと...
南方熊楠 「十二支考」
...六条院の人々は皆大厄難(やくなん)が来たように...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...二三の厄難があつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...厄難(やくなん)に逢つてからこのかた...
森鴎外 「最後の一句」
...――――――――――――――――桂屋にかぶさつて來た厄難と云ふのはかうである...
森鴎外 「最後の一句」
...厄難(やくなん)に会ってからこのかた...
森鴎外 「最後の一句」
...厄難に会った初めには...
森鴎外 「最後の一句」
...――――――――――――――――桂屋にかぶさって来た厄難というのはこうである...
森鴎外 「最後の一句」
...人間の大厄難になつてゐる病(やまひ)は...
森鴎外 「妄想」
...思想的厄難がつぎつぎに起こって来た...
山本実彦 「十五年」
...彼の一大厄難はまぬがれ得まい...
吉川英治 「私本太平記」
...もし厄難(やくなん)に出あったらどうするか...
吉川英治 「新・水滸伝」
...厄年(やくどし)の男女がふめば厄難をはらうという...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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