...彼女には厄運が付きまとっているようで、最近うまくいかないみたいだ...
...今日は何かと厄運が重なって、ついていない気分だ...
...厄運を払うために、お守りを買ってきた...
...彼はここ数年厄運が続いていたが、最近は運が向いたらしい...
...彼の死後プラトンはその師と同じ厄運を免れるために一二年の歳月を異境に過ごさなければならなかった...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この厄運は他の星の有利な位置によって幾分か緩和されることはあるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...信ぜぬ乍(なが)らも己(おの)が厄運(やくうん)にかゝはる卜(うらなひ)をばいと心こめてきくにも似たり...
石川啄木 「閑天地」
...その根底より破壊せんとする大厄運なり...
高木敏雄 「比較神話学」
...この大厄運の眼前に迫り来りし瞬間に於て...
高木敏雄 「比較神話学」
...それがために後日できそこないの汽船をこしらえて恥をかくであろうことの厄運(やくうん)を免れた代わりに...
寺田寅彦 「田丸先生の追憶」
...名刺こそ飛んだ厄運(やくうん)に際会したものだと思う間(ま)もなく...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...この厄運(やくうん)を免(まぬ)かれたのは迷亭の機転と云わんよりむしろ僥倖(ぎょうこう)の仕合せだと吾輩は看破した...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
便利!手書き漢字入力検索