...さう何時までも姉の家に厄介になつても居られないので...
石川啄木 「札幌」
...英語の先生のお宅に御厄介になつて...
伊藤野枝 「書簡 木村荘太宛」
...そうして私は世俗で云う厄年(やくどし)の境界線から外へ踏み出した事になったのである...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...例えば厄年のごときものが全く無意味な命題であるか...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...水温上昇の方は更に要素が多く、厄介なことには、作物生長の各段階において、それぞれ最も有効な方法を探さなければならない...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...生活上寸毫(すんごう)も人の厄介にならずに暮して行くのだから平気なものである...
夏目漱石 「道楽と職業」
...厄介物を背負(しょ)い込んでからすぐ慳貪(けんどん)に調子を改めた父とを比較して一度は驚ろいた...
夏目漱石 「道草」
...二十五年も奉公してゐるが――」「すると前厄(まへやく)か」「へエ――」「信州に居る時は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...厄(やく)が過ぎたら金之助と娶合(めあ)はせるつもりで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...哀れ四十二の前厄(まへやく)と人々後(のち)に恐ろしがりぬ...
樋口一葉 「大つごもり」
...その後につづく惨澹たる災厄をひきおこす運命的な発砲になった...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...出版したらジョン・ギルレイの死に関して厄介な事を聞かれるかも知れませんね」「やはり俺の計画は分ってないようだな...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...自分の為に厄介をかけてと...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...その柳村の出端れで厄介馬を若者に渡す内意だつたが...
牧野信一 「夜見の巻」
...厄介になつてゐる...
三好十郎 「疵だらけのお秋(四幕)」
...「去歳既被雲陰厄...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...村の厄介者にしている故郷(くに)の奴らを...
吉川英治 「宮本武蔵」
...これは少々厄介者でしたが海丹(うに)がゐました...
若山牧水 「樹木とその葉」
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