...けっして厄介だなどと思うもんでない」「まったく姉さんのいうことがほんとうです...
伊藤左千夫 「紅黄録」
...厄除(やくよけ)の御守を頂きにはぜひ上陸然(しか)るべし...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...源三郎居の御厄介になる...
種田山頭火 「行乞記」
...成る可く家の厄介になるまいと...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...荷厄介になりそうな「民衆の利便」とか「社会政策」とか「国民生活の安定」とか...
戸坂潤 「社会時評」
...その数が増せばやがてエジプトの災厄となる...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この厄介(やっかい)至極(しごく)な不均衡は...
野村胡堂 「楽聖物語」
...増田屋さんの厄介を承知で居坐つてゐるよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遠縁の若侍半沢良平(はんざわりょうへい)と厄年を嫌って...
野村胡堂 「百唇の譜」
...飢えた厄介者めが立上って来るぞ!」4 伊藤信吉彼は風のように来...
槇村浩 「人民詩人への戯詩」
...湯屋通ひは厄介であつた...
正宗白鳥 「水不足」
...ここにやって来ると金吾さんの厄介もので...
三好十郎 「樹氷」
...これほど屈従的な厄介な作法がまたとあるかしらん!)...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...兄の厄介者ね」と云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...こうして他人の田の厄介になりつつある農家は非常に多いそうだが...
横光利一 「夜の靴」
...「またわしら処の子も東京で御厄介になる事も御座んすらい...
吉江喬松 「伊良湖の旅」
......
吉川英治 「新・水滸伝」
...あそこのご厄介になって...
吉川英治 「宮本武蔵」
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