...上は月卿雲客(げつけいうんかく)から下は乞食非人まで...
芥川龍之介 「地獄変」
...このゆえに月卿雲客(げっけいうんかく)または武将の志高き者は挙(こぞ)ってこの道を学びし形跡は...
太宰治 「不審庵」
...それほどでございますから、月卿雲客、名将勇士たち、みなわたくしたちに取入って、入道殿の御前をつくろわんと致しました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「吉田仲禎(名祥、号長達(ちやうたつとがうす)、東都医官)、木村駿卿、狩野卿雲、此四人(たり)は余常汝爾之交(よつねにじよじのまじはり)を為す友也...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...卿雲おもはずも訪(とぶら)ひき...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...卿雲のしたしき泉屋忠兵衛といへるくるわの茶屋に遇ひぬ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...文化五年には先づ「春遊翌日贈狩谷卿雲」の二絶がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...卿雲見え候節代筆御たのみ御容子御申こし可被下候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「古庵様、卿雲、市野、服部、小山諸君へ御会合之度に宜御申可被下候...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...中にも卿雲吉人には...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「尚々卿雲へこたび書状なし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...友人狩谷卿雲為余購得之於書賈英平吉...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...吁余与卿雲...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...最後余与狩谷卿雲往候之...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おびただしい月卿雲客(げっけいうんかく)のあわてふためきが...
吉川英治 「私本太平記」
...仙洞御所(せんとうごしょ)のお庭さきで月卿雲客(げっけいうんかく)の前で...
吉川英治 「神州天馬侠」
...上は月卿雲客(げっけいうんかく)の貴紳(きしん)から...
吉川英治 「新書太閤記」
...あらためて堂上の月卿雲客(げっけいうんかく)を招待して...
吉川英治 「新書太閤記」
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