...看卸(みおろ)せば深き湖の面いと靜なり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...さと卸(おろ)し來つ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...三日休んで八日の午後まで待たなければならない」彼は席に腰を卸し地面を見詰めながら一口お茶をのんでようやく口をひらいた...
魯迅 井上紅梅訳 「端午節」
...一応は胸なで卸(おろ)したが...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...その鼠を棚から卸して来て...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...米友がいま持って歩いた床几(しょうぎ)の上へ腰を卸(おろ)してしまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...腰を卸(おろ)しているものは...
中里介山 「大菩薩峠」
...疲(つか)れもしたけれど懶(ものう)いやうな心持(こゝろもち)がして幾度(いくたび)か路傍(みちばた)へ荷(に)を卸(おろ)しては休(やす)みつゝ來(き)たのである...
長塚節 「土」
...さうして棚(わくだな)からまるめ箱を卸(おろ)して三つの白(しろ)い卵(たまご)を入(い)れた...
長塚節 「土」
...其所(そこ)へ御掛(おか)けなさいよ」代助は嫂(あによめ)の真(ま)正面へ腰を卸した...
夏目漱石 「それから」
...綺麗(きれい)な房(ふさ)の付(つ)いた一種(いつしゆ)の裝飾物(さうしよくぶつ)を取(と)り卸(おろ)した...
夏目漱石 「門」
...略式にすれば野菜を湯煮ておいて今の牛肉を火から卸(おろ)す二十分前に入れて煮てもよいのです...
村井弦斎 「食道楽」
...第十四 チーストースは摺(す)り卸(おろ)したチース大匙二杯とバター中匙一杯と玉子の黄身一つへ砂糖小匙一杯入れて芥子(からし)を小匙二杯と塩胡椒少しとを加えて能(よ)く混ぜて煉ってトースパンへ蒲鉾形(かまぼこなり)に塗付けてテンピの中でおよそ十五分間焼きます...
村井弦斎 「食道楽」
...○芋のフライは生のまま大根卸(おろ)しにて摺り卸し...
村井弦斎 「食道楽」
...それを火から卸して一晩おいて明日から食べ始めると寒い時なら四...
村井弦斎 「食道楽」
...飽くまで単純な梅の頭にはそれが根を卸しもしない...
森鴎外 「雁」
...十ばかりも卸してしまえば...
森鴎外 「鼠坂」
...――戸を卸(おろ)して寝る時刻にゃ...
吉川英治 「新・水滸伝」
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