...そういうものは甚だ危ない...
大隈重信 「外交の方針」
...危ないというので渡しを止めるのである...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...気の毒千万なのは屑屋のおやじよ、あわてて井戸へおっこったらしいが、危ないこった...
中里介山 「大菩薩峠」
...的面(まとも)に突っ立つと命が危ない」生月駿三が娘を突き飛ばしたのは...
野村胡堂 「古城の真昼」
...危ないと思つた場所には...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...私の命が危ないかも知れませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八とお品さんの命が危ない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...危ないところを助けられたお近は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それぢや橋から水肌まで高過ぎて危ないからと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんな危ない細工を止(と)めて下さいな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「近頃、峠へ千疋狼が出るぞ、危ないことだ、泊って行かっしゃい」そう言ってくれる里人の注意を聞流(ききなが)して、何処(どこ)かと言えば臆病な安城郷太郎が、夜の山道へ駕籠を入れたのは仔細あり気です...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...何分にも同藩の者が遣(や)るので誠に危ない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...こんな危ないことを無駄にやるわけないでしょう...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...危ない藝當はしたくなかつた...
室生犀星 「汽車で逢つた女」
...――ほかの者たちに知らせるときよほど用心しないと危ないぞ」「よくわかってるです」伝次が云った...
山本周五郎 「風流太平記」
...単独に深入りするのは危ないぞ」と...
吉川英治 「三国志」
...危ないほど傾(かし)いでいる...
吉川英治 「新書太閤記」
...非常に危ない複雑さをもっている...
吉川英治 「新書太閤記」
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