...人は第一印象として...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...日向路で食べもの飲みものゝ印象として残つてゐるのは...
種田山頭火 「行乞記」
...……大宰府天満宮の印象としては樟の老樹ぐらいだらう...
種田山頭火 「行乞記」
...さくら踊などが印象として残つた...
種田山頭火 「行乞記」
...西渡の印象として――こぢんまりとまとまつてゐる...
種田山頭火 「旅日記」
...鮮明なるしかも持続性ある印象として火災に関する最重要な心得の一般を固定させるよりほかに道はないように思われる...
寺田寅彦 「火事教育」
...其の頃の私に深い印象として殘された...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...なぜそういう印象を直接印象として自分が受け取らねばならなかったかを説明することが...
戸坂潤 「文芸評論の方法について」
...印象としては徳川初期の三河武士の質素さをよく表わしたものと云ってよろしい...
中里介山 「武州喜多院」
...強い印象としてとどめている...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この爺さんの第一印象として...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...片町に更紗(さらさ)染めるや春の風町の片側に紺屋(こうや)があって、店先の往来で現に更紗を染めているという句であるが、印象としては、既に染めた更紗を、乾燥のために往来へ張り出していると解すべきであろう...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...なぜならそれは印象を印象として描いてるのでなく...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...そしてこの現実的印象としての瞬間が...
萩原朔太郎 「詩の翻訳について」
...単に印象として現れるのか...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...」結核病室の附添をやつたときの印象として私の日記の中にはこんなことを書いた一節がある...
北條民雄 「続癩院記録」
...強烈な印象として残った...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...殆んどがきれぎれの印象としてしか...
山本周五郎 「柳橋物語」
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