...)三沖本君に印譜を作りて貰ふべし...
芥川龍之介 「遺書」
...『我楽多文庫』は第十号から京伝(きょうでん)馬琴種彦(たねひこ)らの作者の印譜散らしの立派な表紙が付き...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...裾には朱で名家の印譜を画き...
江見水蔭 「硯友社と文士劇」
...芥川龍之介句集印譜付の印譜のはうを芥川に頼まれてゐた男である...
小穴隆一 「二つの繪」
...澄江堂句集印譜付の校正のこと...
小穴隆一 「二つの繪」
...印譜(いんぷ)をしらべて見ると...
夏目漱石 「永日小品」
...この間知人に貰つた新しいいくつかの印譜のうち「双魚」を私は手紙の封に使ひ出した...
牧野信一 「私の一日」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...末に狩野家(かのけ)數世の印譜を寫して添へてある...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
...その印譜をわざわざ持って来てくれたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...僞印譜書棚で參考書をさがしてゐるうち...
吉川英治 「折々の記」
...知己に配つた「僞印譜(ぎいんぷ)」と題するものだ...
吉川英治 「折々の記」
...僞印譜とあるから...
吉川英治 「折々の記」
...印譜(いんぷ)ものみこんでおりますから」ここでさっそく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...印譜の上では、同形を幾箇も見ることができないので、確(しか)と知るよしもないが、真筆といわれる作品において、同形同種の印章でも、どうも幾分かの差異が感じられる...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...好みの文房具やら印譜などを並べて...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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巻き添えになる 日常的に お詫びのしようがない
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