例文・使い方一覧でみる「印伝」の意味
スポンサーリンク...彼女は新しい印伝の財布を買った... 
...このかばんは本格的な印伝で作られている...
...彼の印伝の名刺入れは職場でも注目される...
...印伝の柄が気に入って、車のシートカバーにも使っている...
...京都のお土産として、印伝の鞄を買う人が多い...
...印伝（いんでん）の煙草入れを角帯の腰にさして...
徳田秋声 「足迹」
...「困ったことだわい」印伝革（いんでんがわ）のかますから煙草を詰め替える与兵衛は船大工の親方...
中里介山 「大菩薩峠」
...印伝（いんでん）の煙草入を忘れてしまった」一旦出て行った福村が後戻りして来たから...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく印伝革の煙草入であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...その印伝の煙草入を取り上げると...
中里介山 「大菩薩峠」
...「煙草入は？」「…………」黙って平次に渡した煙草入を開けると印伝（いんでん）の叺（かます）には一パイ新しい刻みが詰ってあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...印伝（いんでん）の叺（かます）に銀煙管...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何かの役に立ちますかえ」懐中煙草が一つ――印伝（いんでん）の叺（かます）に赤銅（しゃくどう）の虻（あぶ）の金具を付けた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何の技巧もなく死体の下にあった印伝の煙草入をズイと出したのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大振りな大小に七分珊瑚玉（さんごだま）の緒締（おじめ）の印伝革（いんでんがわ）の下げものを腰につけ...
久生十蘭 「鈴木主水」
...一つは水晶細工（すいしょうざいく）で一つは「印伝（いんでん）」であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...「印伝」というのは「印伝革（いんでんがわ）」のことで...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...昔は「印伝」は好んで武具の一部に用いられました...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...「印伝」は何も甲府ばかりで出来たものではなく...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...印伝革（いんでんがわ）の紙入...
山本周五郎 「追いついた夢」
...主として紙入れや煙草入れについて見ても、その意匠や材料は多種多様であるが、大よそのところ、まず紙入れには、金唐革、天平革、印伝、黒サントメ、しょうぶ革、古金襴、ビロード、唐さらさ、間東しまあるいは能装束切など、金具は後藤の目貫や、宗、近くは夏雄、民国、勝広の彫刻、煙草入れも同様の品に緒〆は古渡さんご、ヒスイ、めのうの玉物または金銀の細工物、トンボ、七宝の類、筒は象牙、唐木等に鉄哉、谷斉の彫、橋市の鞘塗、一楽、長門の編物などで、それらの取合せがまた面白い...
山本笑月 「明治世相百話」
...カマスは茶皮の印伝...
山本笑月 「明治世相百話」
...印伝革（いんでんがわ）の大型紙入れ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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