...從つて我等の發見する普遍的内容に民族性の特色を刻印する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一日に市中のどのくらいに足跡を印するか料られぬ...
泉鏡花 「婦系図」
...一大汚点を印するところでありました」「それは...
海野十三 「空襲葬送曲」
...円筒の上にらせん形に刻んだみぞに張り渡した錫箔(すずはく)の上に印するもので...
寺田寅彦 「蓄音機」
...調印する旨改めて閣老連署の書面を以て...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...鍵箱の上書和解この封印する箱には和蘭(オランダ)国王より 日本国君(征夷大将軍を指し奉(たてまつ)るなり)に呈する書簡の鍵を納む...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...事物が有っている関係を離れて任意な性格を刻印することは許されない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...心々直に相印するの感を生じて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...眼は戸の真中を見ているが瞳孔(どうこう)に写って脳裏に印する影は戸ではあるまい...
夏目漱石 「幻影の盾」
...今日調印する筈なので...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...五月八日に正式調印することにした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...武藤・松村立会ひの上、契約調印する...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...頭の痕を窓枠の下の方に印するまで這入つたのだらう...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...すなわちこれに烙印するに最も惨めな狭隘な偏見の奴隷をもってし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それだけでこの土人の性格に野蛮という汚点を印するに足るものではあるけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...土や氷の上に足跡を印する事あたかも蹄鉄を附けたるがごとし...
南方熊楠 「十二支考」
...拭(ぬぐ)うべからざる汚点を履歴の上に印するだろうというにあった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...盟約書に調印することは出来ぬといった...
森鴎外 「渋江抽斎」
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