例文・使い方一覧でみる「卯」の意味


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...美き名今日しも、月宵やみに、十六夜薔薇(いざよひうばら)香(か)ににほふ...   美き名今日しも、卯月宵やみに、十六夜薔薇香ににほふの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...現に侯が田口吉氏に請ふに政友會に入らむことを以てするや...   現に侯が田口卯吉氏に請ふに政友會に入らむことを以てするやの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...欲(ほ)しけりや幾(いく)らでも持(も)つてけ」平(うへい)は不器用(ぶきよう)ないひ方(かた)をしながら煎餅(せんべい)をとつて遣(や)つた...   欲しけりや幾らでも持つてけ」卯平は不器用ないひ方をしながら煎餅をとつて遣つたの読み方
長塚節 「土」

...平(うへい)は例(れい)の如(ごと)く豆腐(とうふ)でコツプ酒(ざけ)を傾(かたむ)けて來(き)て晩餐(ばんさん)を欲(ほつ)しなかつた...   卯平は例の如く豆腐でコツプ酒を傾けて來て晩餐を欲しなかつたの読み方
長塚節 「土」

...勘次(かんじ)は一日(にち)の仕事(しごと)を畢(を)へて歸(かへ)つて來(き)ては目敏(めざと)く平(うへい)の茶碗(ちやわん)を見(み)て不審(ふしん)に思(おも)つて桶(をけ)の蓋(ふた)をとつて見(み)た...   勘次は一日の仕事を畢へて歸つて來ては目敏く卯平の茶碗を見て不審に思つて桶の蓋をとつて見たの読み方
長塚節 「土」

...滅多(めつた)ねえ味(あぢ)のもんだから」おつぎが先刻(さつき)藏(しま)ふことを勘次(かんじ)に促(うなが)されてもおつたの手前(てまへ)を憚(はゞか)つた樣(やう)にして其(そ)の儘(まゝ)にして置(お)いた牛肉(ぎうにく)の鑵詰(くわんづめ)の一つをおつたは平(うへい)へやつた...   滅多ねえ味のもんだから」おつぎが先刻藏ふことを勘次に促されてもおつたの手前を憚つた樣にして其の儘にして置いた牛肉の鑵詰の一つをおつたは卯平へやつたの読み方
長塚節 「土」

...平(うへい)は凝然(ぢつ)と腕(うで)を拱(こまね)いた儘(まゝ)眼(め)を蹙(しか)めて燃(も)え退(の)いた薪(まき)をすら突(つ)き出(だ)さうとしなかつた...   卯平は凝然と腕を拱いた儘眼を蹙めて燃え退いた薪をすら突き出さうとしなかつたの読み方
長塚節 「土」

...女房(にようばう)が死(し)んだ時(とき)は平(うへい)は枕元(まくらもと)に居(ゐ)なかつた...   女房が死んだ時は卯平は枕元に居なかつたの読み方
長塚節 「土」

...ちろちろと鐵瓶(てつびん)の尻(しり)から燃(も)えのぼる火(ひ)は周圍(しうゐ)の闇(やみ)に包(つゝ)まれながら窶(やつ)れた平(うへい)の顏(かほ)にほの明(あか)るい光(ひかり)を添(そ)へた...   ちろちろと鐵瓶の尻から燃えのぼる火は周圍の闇に包まれながら窶れた卯平の顏にほの明るい光を添へたの読み方
長塚節 「土」

...――刻(むつ)半前に八五郎は叩き起されました...   ――卯刻半前に八五郎は叩き起されましたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...アメリカ領事館書記官A・ボルトメンが倒壊寸前の徳川幕府当局から江戸横浜間の鉄道利権を取った日付は慶応三年丁(ていう)十二月二十三日...   アメリカ領事館書記官A・ボルトメンが倒壊寸前の徳川幕府当局から江戸横浜間の鉄道利権を取った日付は慶応三年丁卯十二月二十三日の読み方
服部之総 「黒田清隆の方針」

...と平の精悍(せいかん)な顔にちらと悲しげな影がすぎたが...   と卯平の精悍な顔にちらと悲しげな影がすぎたがの読み方
火野葦平 「糞尿譚」

...山里のの花垣の夕月夜しのび音(ね)もらす時鳥(ほととぎす)かな平凡になりたれどかへつて原作の細工を施したるにまされりと存候...   山里の卯の花垣の夕月夜しのび音もらす時鳥かな平凡になりたれどかへつて原作の細工を施したるにまされりと存候の読み方
正岡子規 「人々に答ふ」

...女子もしっかりした娘になって...   卯女子もしっかりした娘になっての読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...霞亭は己四十歳にして既に阿部家の禄を食(は)んだ...   霞亭は己卯四十歳にして既に阿部家の禄を食んだの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...彼はあわてて身を這うように伏せて、「木」と、もいちど呼んだ...   彼はあわてて身を這うように伏せて、「卯木」と、もいちど呼んだの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...それにまた、木の身には、西華門院にいた頃から、すでに妊娠の兆があった...   それにまた、卯木の身には、西華門院にいた頃から、すでに妊娠の兆があったの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...郷土史家の吉永太郎氏や古老をさがして...   郷土史家の吉永卯太郎氏や古老をさがしての読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

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