...卯(う)の花を乱すばかり...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...勘次(かんじ)が庭(には)へ出(で)ようとして大戸(おほど)をがらりと開(あ)けた時(とき)卯平(うへい)と衝突(つきあた)り相(さう)に成(な)つた...
長塚節 「土」
...年(とし)寄(よ)つちや癒(なほ)りが面倒(めんだう)だの何(なん)だのつてそんなこたあねえから」爺(ぢい)さんは只管(ひたすら)卯平(うへい)の元氣(げんき)を引立(ひきた)てようとした...
長塚節 「土」
...「枕(まくら)はおつゝけらんねえな」卯平(うへい)は軟(やはら)かな目(め)を蹙(しが)めるやうにした...
長塚節 「土」
...まだ卯刻半(むつはん)過ぎ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「あッ」お燗番の卯八は後ろから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それは卯平の女房であった...
火野葦平 「糞尿譚」
...万葉集スガノミの新考『万葉集』の巻の七に真鳥(まとり)住(す)む卯名手(うなて)の神社(もり)の菅(すが)のみ(本文は根(ね)とある)を衣(きぬ)に書(か)き付(つ)け服(き)せむ児(こ)(女(をんな))もがもという歌がある...
牧野富太郎 「植物記」
...花を蹈みし草履も見えて朝寐(あさね)かな妹が垣根三味線草の花咲きぬ卯月(うづき)八日死んで生るゝ子は仏閑古鳥(かんこどり)かいさゝか白き鳥飛びぬ虫のためにそこなはれ落つ柿の花恋さま/″\願の糸も白きより月天心貧しき町を通りけり羽蟻(はあり)飛ぶや富士の裾野の小家より七七五調...
正岡子規 「俳人蕪村」
...卯槌が美しい細工で作られてあるのは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「四日卯時に発し一里番場駅...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...斎は二年己卯に京都へ往つた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「三日、卯日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...離れようとはせぬ卯木であった...
吉川英治 「私本太平記」
...卯木も良人と一しょになって...
吉川英治 「私本太平記」
...卯木と元成は、いちど木賃宿(きちん)へもどった...
吉川英治 「私本太平記」
...それに卯木の子の...
吉川英治 「私本太平記」
...卯(う)の花おどしの具足を着...
吉川英治 「新書太閤記」
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