例文・使い方一覧でみる「卯」の意味


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...三日、癸、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮...   三日、癸卯、晴、鶴岳宮の御神楽例の如し、将軍家御疱瘡に依りて御出無し、前大膳大夫広元朝臣御使として神拝す、又御台所御参宮の読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...お袋が畑で仕事をして居れば笠の中へ入れて畑境のつ木のもとへ捨てゝおく...   お袋が畑で仕事をして居れば笠の中へ入れて畑境の卯つ木のもとへ捨てゝおくの読み方
長塚節 「芋掘り」

...さうすると菓子(くわし)を持(も)つた手(て)が更(さら)に平(うへい)の左(ひだり)の袂(たもと)から出(で)る...   さうすると菓子を持つた手が更に卯平の左の袂から出るの読み方
長塚節 「土」

...何遍(なんべん)も云(ゆ)つたんだわ」平(うへい)は又(また)煙管(きせる)を噛(か)んで手(て)が少(すこ)し顫(ふる)へた...   何遍も云つたんだわ」卯平は又煙管を噛んで手が少し顫へたの読み方
長塚節 「土」

...勘次(かんじ)は冷(つめ)たい手(て)を火(ひ)にも翳(かざ)さないで殊更(ことさら)に遠(とほ)く平(うへい)の側(そば)を離(はな)れて蹙(しか)めた酷(ひど)い顏(かほ)に恐怖(きようふ)の相(さう)を表(あら)はして唯(たゞ)凝然(ぢつ)と默(だま)つて居(ゐ)た...   勘次は冷たい手を火にも翳さないで殊更に遠く卯平の側を離れて蹙めた酷い顏に恐怖の相を表はして唯凝然と默つて居たの読み方
長塚節 「土」

...庭(には)の騷(さわ)ぎは止(や)んで疾風(しつぷう)の襲(おそ)うた如(ごと)く寮(れう)の内(うち)は復(また)雜然(ざつぜん)として平(うへい)を圍(かこ)んだ沈鬱(ちんうつ)な空氣(くうき)を攪亂(かくらん)した...   庭の騷ぎは止んで疾風の襲うた如く寮の内は復雜然として卯平を圍んだ沈鬱な空氣を攪亂したの読み方
長塚節 「土」

...「どうえの建(た)てゝえ」平(うへい)は有繋(さすが)に聞(き)きたかつた...   「どうえの建てゝえ」卯平は有繋に聞きたかつたの読み方
長塚節 「土」

...白羽二重に紅を包んだような、滑らかな美しい肌に、彫りも彫ったり、頸筋(くびすじ)に鼠(ねずみ)、左右の腕に牛と虎、背に龍と蛇、腹に兎と馬――上半身に十二支の内、子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、の七つまで、墨と朱の二色で、いとも鮮やかに彫ってあるのでした...   白羽二重に紅を包んだような、滑らかな美しい肌に、彫りも彫ったり、頸筋に鼠、左右の腕に牛と虎、背に龍と蛇、腹に兎と馬――上半身に十二支の内、子、丑、寅、卯、辰、巳、午、の七つまで、墨と朱の二色で、いとも鮮やかに彫ってあるのでしたの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...――この八ですよ」「何?」「三吉を川へ抛(ほう)り込んだのは...   ――この卯八ですよ」「何?」「三吉を川へ抛り込んだのはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...――この(う)八ですよ」「何?」「三吉を川へ抛(はふ)り込んだのは...   ――この卯八ですよ」「何?」「三吉を川へ抛り込んだのはの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...山里は(う)の花垣のひまをあらみしのび音(ね)もらす時鳥(ほととぎす)かなこの歌尋常めきたれどもわれらは厭味を感じ候...   山里は卯の花垣のひまをあらみしのび音もらす時鳥かなこの歌尋常めきたれどもわれらは厭味を感じ候の読み方
正岡子規 「人々に答ふ」

...「五日時発す...   「五日卯時発すの読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...その二百五十わたくしは此年天保癸に関藤藤陰が解褐(かいかつ)したことを記して...   その二百五十わたくしは此年天保癸卯に関藤藤陰が解褐したことを記しての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...次には(う)の年だから兎(うさぎ)の何々という類の草の名を問題にする...   次には卯の年だから兎の何々という類の草の名を問題にするの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...「嘘じゃねえよ」と、平は、その溝川のすぐ向う際まで歩いて来て、「俺も、吃驚(びっくり)したさ...   「嘘じゃねえよ」と、卯平は、その溝川のすぐ向う際まで歩いて来て、「俺も、吃驚したさの読み方
吉川英治 「雲霧閻魔帳」

...永禄八年月(うげつ)の月日をも追記した...   永禄八年卯月の月日をも追記したの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...木(うつぎ)も見えた...   卯木も見えたの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...そのため私は、藤夜叉、木、草心尼、正成の妻、高氏の妻、後醍醐をめぐる三人の妃などへも、創意をほしいままにしているが、それがまた読者のお叱りとなって刎(は)ね返ってきたりもする...   そのため私は、藤夜叉、卯木、草心尼、正成の妻、高氏の妻、後醍醐をめぐる三人の妃などへも、創意をほしいままにしているが、それがまた読者のお叱りとなって刎ね返ってきたりもするの読み方
吉川英治 「随筆 私本太平記」

「卯」の読みかた

「卯」の書き方・書き順

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