...右 勝卜部兼直しぐれつる雲を外山にわけすてて雪に越えゆく足柄の關左前中納言爲相女足柄の山のあらしの跡とめて花の雪ふむ竹の下道花を踏むも...
大町桂月 「足柄の山水」
...卜部宿禰(うらべのすくね)大亀を焼いて卜(うらな)ひ...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...新撰龜相記(友人富岡謙藏氏が井上頼國博士の藏本より傳鈔せる者によれり井上本は吉田家の祕書を寫せる者なりと云ふ)に今祭二卜部坊一櫛間智神社とありて其の注に母鹿木(ハハカキノ)神社也...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...卜部氏又此神を祭て...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...新撰龜相記にも又祭二卜部坊一行馬社(一名膽駒社在大和國平群郡)火燧木神也とあり...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...されば此神を祭る卜部の官氏を指して伊支馬とせるか...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...源氏、平氏もあれば、菅原家、清原家もあり、安倍家、卜部家、丹波家もあつた...
蜷川新 「天皇」
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堀辰雄 「伊勢物語など」
...後世の卜部(うらべ)進出時代はいさ知らず...
柳田国男 「海上の道」
...凡(およ)そ抜穂は卜部...
柳田国男 「海上の道」
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柳田国男 「海上の道」
...卜部兼好(うらべかねよし)でおざるよ...
吉川英治 「私本太平記」
...この兼好(けんこう)も、近ごろは人に、卜部兼好かと、昔名(むかしな)を問われたことなど、とんとない...
吉川英治 「私本太平記」
...七の若武士にすぎなかった卜部兼好(うらべかねよし)には...
吉川英治 「私本太平記」
...吉田山の卜部(うらべ)兼好さまは...
吉川英治 「私本太平記」
...たとえば筑前国島郡川辺里卜部乃母曾の一家は(正倉院文書...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...この卜部一家の生計を支うる基本収入である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...前に例示した卜部一家十六人の内には...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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