...珊瑚海海戦は、日本の南進方針が大きく修正されるきっかけとなった...
...主力をポー川左岸に冬営していた墺軍の新司令官老将ボーリューはゼノバ方面に対する仏軍活動開始せらるるを知り南進を起し...
石原莞爾 「戦争史大観」
...ちょうど大通りの並木に平行して全速力で南進して行くのであった...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...南進していたものが一転して東方に向って平押しに押し込んで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...一度南進した火先は...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...南進という語を用うるけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の意味での南進に傾いていたのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...右の南進か北進かに...
中里介山 「大菩薩峠」
...南進を目標とする決心が昨夜のうちに定まったと見えます...
中里介山 「大菩薩峠」
...兵隊を南進させよる...
火野葦平 「花と龍」
...小石川後楽園の東宝主催南進の夕といふのへ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...見終って、吉田バーへ行かうと、タクシー、南進...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...九時には了り、南進タクシー、吉田バー...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...アルメディ国はロシア南進の緩衝地帯となっている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...襄陽の使いは南進中の曹操の軍へ...
吉川英治 「三国志」
...江(こう)に添って徐々南進の態勢にあります...
吉川英治 「三国志」
...新田勢の南進を刻々耳にしはじめてからは...
吉川英治 「私本太平記」
...柳ヶ瀬越えの境から大挙南進して来たということは...
吉川英治 「新書太閤記」
...が南進を始めて見ると...
和辻哲郎 「鎖国」
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