...今度はきゅうに南の方へ向って...
池谷信三郎 「橋」
...南の方から強襲するのか」「なあんだ...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...南の方の海の色は非常に明るい感じがする...
海野十三(佐野昌一) 「南太平洋科學風土記」
...これへ西南の方角から谷田川という支流が合流していますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...池を越えて南の方に...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...南の方は軍馬(ぐんば)補充部(ほじゅうぶ)の山又山狐色の波をうち...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...南の方をむいて立っていた...
新美南吉 「川」
...西の方?」「成岩(なるわ)から西南の方の山だよ」「深い山?」「松の木が生(は)えているところだよ」「猟師はいない?」「猟師って鉄砲打ちのことかい? 山の中だからいるかも知れんね」「猟師が撃ちに来たら...
新美南吉 「狐」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...北へ行くには南の方へ出て...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...弓削田宮内(ゆげだくない)は若松城の南の方で...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...さて私は日本人が南の方から来たということのみにきめるものではない...
柳田国男 「故郷七十年」
...秋草はこれに反して南の方ではまだ花を見ることができなかった...
柳田国男 「雪国の春」
...南の方へお立ちになるという話でございましたが...
山本周五郎 「おもかげ抄」
...南の方へ飛んで行(っ)た...
夢野久作 「白髪小僧」
...「今、南の方から、敵ともお味方とも分らぬ一隊が、馬煙(うまけむり)をあげて、これへ来ます」第五番目の伝令は、「ご油断はなりません...
吉川英治 「三国志」
...ずっと南の方へかけて」「なにかと思えば――」と...
吉川英治 「新書太閤記」
...南の方のは目黒の火薬庫の爆発の煙であり...
和辻哲郎 「地異印象記」
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