...卓見を持つ仕事が多いので、良い机と椅子を揃える必要がある...
...卓見を担当する先生が試験範囲を教えてくれるので、助かる...
...学生時代には、卓見や参考書を読むことが多かった...
...この仕事のためには、幅広い卓見が必要になるので、新しい書籍を買い漁っている...
...仕事でもプライベートでも、卓見が豊富であることは常に役立つ...
...吹飛ぶ前にゼムリヤ号の船体はばらばらに解体していなければならんと思うのです」「それは卓見だ...
海野十三 「地球発狂事件」
...缶詰業の先覚豊田翁の卓見地方から東京に出て来て商売をしようという時...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ちかごろ聞かぬ御卓見...
太宰治 「喝采」
...輿論の一角を代表する専門家的卓見であるが...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...それだけで隨分この人の卓見といふものが出て居ります...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...けれども仲基程に卓見を持つて居た人は一人もないのであるから...
内藤湖南 「大阪の町人と學問」
...時々この人の卓見を現はして居るのがあつて...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...誰にでも三月習えば相当な字が書けるようになるという書道を主張しておられるのは一寸卓見である...
中谷宇吉郎 「字の書き方」
...これは非常な卓見であって...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...もっとも卓見とはいうものの...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...それは中(あた)らずと雖(いえ)ども遠からざる説ではあれどしかし益軒の卓見が窺い知られる...
牧野富太郎 「植物記」
...これなかなかの卓見で仏教にも〈時に舎衛国に...
南方熊楠 「十二支考」
...ずいぶんなご卓見(たっけん)です...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...読売新聞の時評(美濃口時次郎)はいち早くこの卓見に同調して...
宮本百合子 「鬼畜の言葉」
...個人的に自己の卓見という風にだけ考えていたのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...マラーの卓見は、一面にその時代の巨頭間の勢力争いに足をひっかけられていて、コルデールが憎んで刺し、人々はそれで吻(ほ)っとしてしまって、腰をおろしナポレオンさんによろしく願ってしまったのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その遺著『色彩新論』は当時前人未発の卓見として金子子や末松男から大いに推賞された...
山本笑月 「明治世相百話」
...一つの卓見だと思う...
横光利一 「欧洲紀行」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??