...私たちは彼の卓然たる指導力に支えられている...
...彼女の卓然たる美しさに彼は一目惚れした...
...彼は卓然たる存在感でその場を支配した...
...卓然たる成績を残したことで、彼は周囲から尊敬されるようになった...
...彼らは卓然たる成果を出してプロジェクトを完了させた...
...卓然として名利の※より逸出せる博士の人格は...
大町桂月 「小日向臺」
...外はむしろ威儀の卓然たるものがあった...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...而も閣下は政治家として別に卓然自ら立つ所の見地なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而も閣下は政治家として別に卓然自ら立つ所の見地なく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...この短所を忘れ得せしむるだけに長所が卓然(たくぜん)としていない作物は...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...当時の法曹中彼が占めたる卓然たる地歩を知ることが出来よう...
穂積陳重 「法窓夜話」
...卓然として複雑的美を成したる蕪村の功は没すべからず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...卓然として複雑的美を成したる蕪村の功は没すべからず...
正岡子規 「俳人蕪村」
...しかも彼は卓然(たくぜん)として世俗の外に立ち独り喜んで万葉調の歌を作り少しも他を顧(かえりみ)ざりしはけだし心に大(おおい)に信ずる所なくんばあらざるなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...斯(かか)る世に芸術の神とも仰ぐ可き能楽家只圓翁が茶道に接すれば自然に紛々たる技巧の堕気を破つて卓然その神をこの茶杓の形に示現せしめしものと存候...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
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