...卓子の上に花瓶を飾った...
...宴会で席の卓子が倒れた...
...書斎に卓子を用意して勉強している...
...和室に似合う卓子を探している...
...ローテーブルと卓子のどちらがいい?...
...予の卓子の周圍には二人の人――マスター・オヴ・アーツの學位を有する外電係と新しく社會部に入つた若い...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...」乳のふくらみを卓子(テエブル)に近く寄せて朗かに莞爾(にっこり)した...
泉鏡花 「薄紅梅」
...小栓は店の隅の卓子(テーブル)に向って飯を食っていた...
魯迅 井上紅梅訳 「薬」
...どこからか円い卓子(テーブル)が持出された...
海野十三 「宇宙戦隊」
...太い柱の陰にはなるが五六ヶ所ほど補助の卓子(テーブル)や椅子を出したが...
海野十三 「恐怖の口笛」
...卓子(テーブル)の上へポーンと煙草の函(はこ)を投げだす...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...食堂の隅の卓子(テーブル)に...
海野十三 「大使館の始末機関」
...黄成鎬は離れた卓子に腰かけて他の青年らと話し込んでいる...
林不忘 「安重根」
...眼の前には安食堂の卓子(テーブル)みたいな机があり...
田畑修一郎 「南方」
...彼等は呑気に中央の大きい卓子にかけて珈琲を飲んでいる...
豊島与志雄 「蠱惑」
...レヂスターの横の卓子の上に...
林芙美子 「朝夕」
...蝋燭は卓子(テエブル)を飾つた華麗な花の眞中で...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...金色の脚のついた圓卓子の端にその背中をこすりつけながら...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...それは……」隣室の円卓子ではその朝Y村行きの途中だと云つて立ち寄つた舅が酒を飲んでゐるので樽野は立場に困つた...
牧野信一 「円卓子での話」
...盃を音をたてゝ卓子(テーブル)に置くと...
牧野信一 「昔の歌留多」
...キヨちやんに貰つた花で卓子を飾つておきますよ...
牧野信一 「ランプの便り」
...かれらが卓子に向い合っても...
室生犀星 「みずうみ」
...こう説明しつつ大卓子(テーブル)の前に引返して...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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