...卓子の上に花瓶を飾った...
...宴会で席の卓子が倒れた...
...書斎に卓子を用意して勉強している...
...和室に似合う卓子を探している...
...ローテーブルと卓子のどちらがいい?...
...卓子(テエブル)を離れるとなると...
芥川龍之介 「路上」
...あたかも方頷(ほうがん)無髯(むぜん)の巨漢が高い卓子(テーブル)の上から薄暗いランプを移して...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...自由に動いてはいけません」「いや、電話をかけて、班長を呼びだすのだ」提督は、卓子にかがんで、受話器をとりあげた...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...半身を高い卓子の上に乗りだしたかと思うと...
海野十三 「深夜の市長」
...油絵の金貨や例のセロファンとも鋸屑ともつかぬ詰物なぞを無造作に並べた卓子(テーブル)を挟(さしはさ)んで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...椅子卓子が倒れ、皿小鉢は落ち、舞台一面に乱闘の観を呈する...
林不忘 「安重根」
...通路に屯営(とんえい)して卓子(テーブル)の空(あ)くのを狙っている伊太利(イタリー)人の家族伴(づ)れがあった...
谷譲次 「踊る地平線」
...」と卓子をとんと叩いて「ばかばかしいわね...
豊島与志雄 「田舎者」
...そして円い卓子の自分の席に倒れるように身を投げた...
豊島与志雄 「蠱惑」
...左手の通路内の卓子に...
豊島与志雄 「母親」
...」隅の卓子で古い絵本を繰っていた崔冷紅が...
豊島与志雄 「碑文」
...卓子の前の椅子に腰を下した...
豊島与志雄 「理想の女」
...食堂の卓子(テイブル)に汽車出づる間際まで令夫人令嬢と共に珈琲(コーヒー)をすすりこの次夏の休みの御上京を待たんと言ひしがそは全く仇(あだ)なる望にてありけり...
永井荷風 「書かでもの記」
...卓子へ凭れるやうにして女は坐つた...
林芙美子 「風媒」
...」と彼は一册の新刊書――詩集を卓子(テエブル)の上に置いた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...中でも小つぽけな一室に親と子が卓子(テーブル)をならべて...
牧野信一 「自烈亭」
...卓子の抽出から怖ろしく古風な大型のピストルをとりだして秘かに腰にはさんだ...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...巨大な丸卓子(テーブル)が置いてある...
夢野久作 「白菊」
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