...卒然として来り我等を茫莫(ママ)のうちに残すもの...
芥川多加志 「四人」
...卒然として生と相背き...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...あたかも重病人が卒然として仇敵のその前に立つに会し...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...罪悪というものは生ずるはずがない」卒然と独りごとのようにいいだした...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...卒然として骨牌や話相手に興味を失い...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...決して卒然として思いつかれたものや何かではない...
戸坂潤 「辞典」
...すると、平岡は急に様子を変えて、落ち付かない眼を代助の上に注いだが、卒然として、「そりゃ、僕も疾(と)うから、どうかする積りなんだけれども、今の所じゃ仕方がない...
夏目漱石 「それから」
...高柳君は卒然として帽子を取って...
夏目漱石 「野分」
...卒然として健三に訊(き)いた...
夏目漱石 「道草」
...平次は卒然として往來に立停ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...卒然と後を追うのをやめてしまったのも...
久生十蘭 「泡沫の記」
...卒然として蝉脱(せんだつ)して官僚になったのだ...
本庄陸男 「石狩川」
...――ルイスヒェンのイは卒然と彼の口から消えて...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...かれは卒然とふりかえり...
山本周五郎 「城を守る者」
...「ちッ、曳かれ者の小唄など、耳うるせいわえ、さ、歩け歩け」俊基を拉(らっ)した一群が、待賢門から出て行ってしまうと、そのあと、大内のそこかしこに、卒然と、泣くような怒るような騒(ざわ)めきが沸(わ)いていた...
吉川英治 「私本太平記」
...卒然とみな色を失った...
吉川英治 「私本太平記」
...おのれの身についているにおいというものは、誰でも自分には分らないものに違いないが、武蔵はそういわれて、卒然と、自分の影にこびりついている妖気と血なまぐささに気づいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...だが――武蔵はまた卒然と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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