...彼女との結婚話が半道で頓挫した...
...この本を読んで、ようやく問題を半道解決できた...
...一週間で完成が目指されていた工事は、半道で予定が狂ってしまった...
...学生時代にアルバイトをしていたコンビニまで、半道で引き返してしまった...
...あの試合は、途中で雨が降って半道中断になった...
...何でも半道(はんどう)だと云うんだから...
芥川龍之介 「片恋」
...……約半道(はんみち)ばかり行(ゆ)きますと...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...風呂を沸かす宿屋が半道と来たんでは...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...沼地に沿って半道も来たときだった...
海野十三 「空中墳墓」
...半道を越えたお疲れ直しのつもりで設計をして置きましたが...
佐野昌一 「虫喰ひ算大會」
...幸い半道ほど下に宗平の家の小屋があるというので...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...「そうそう……この奥の方に……家(うち)から半道ばかりいったところに...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...さらに半道ばかりもいったところで...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...どうだい? ここから半道ばかり奥に...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...やがて半道も行くと...
近松秋江 「狂乱」
...近江聖人の邸址で知られた青柳村の藤樹書院も大溝の港から半道ばかり北に行つた處に在る...
近松秋江 「湖光島影」
...もし湯元へ泊り候えば半道の回りなり...
野村胡堂 「胡堂百話」
...恐らくは半道も三分一もえ行かぬほどに投げ出して閉口せねば成るまじ...
樋口一葉 「花ごもり」
...ほとんど半道以上も距離がある所にポツンと建っている一軒家です...
三好十郎 「樹氷」
...漸く半道ほど街道を進めば...
柳宗悦 「民藝四十年」
...村から半道ばかり上(かみ)の川添いの赤土山を...
夢野久作 「いなか、の、じけん」
...幸ひに人に逢はなかつたが、半道も歩いた頃、向うから大きな笊(ざる)を提げて來る年寄の百姓を見た...
若山牧水 「樹木とその葉」
...K―の両君だけはもう少し歩きましょうと更らに半道ほど送って来た...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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