...何のことだかさっぱり分りませんのよ」日記は日本語と仏国(フランス)語と半々位に書かれてあった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「情鬼」
...自分の体には京都人の血と江戸っ児の血とが半々に流れていること...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...老人と美佐子とを半々に見た...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...先日から麦飯――米麦半々――にしたので腹工合が至極よろしい...
種田山頭火 「其中日記」
...札幌と伊東と半々の生活をしばらくつづけることにした...
中谷宇吉郎 「雪今昔物語」
...この人と半々に洋卓(テーブル)の角を回って向き合っていた時は...
夏目漱石 「虞美人草」
...重三は受取ってお月様と夕映えと半々に透(すか)して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...塩と雪とが半々にまじりあった石のように堅い地べたに枕木のように無造作に投げだしてあった...
久生十蘭 「海豹島」
...よろしい……ところがわれわれは千回骸子(さいころ)を振るといつも半々位の割合で奇偶が出ることをしっている...
久生十蘭 「黒い手帳」
...やれないというのと半々で...
久生十蘭 「白雪姫」
...期待と危惧が半々に入れまじっていた...
三好十郎 「恐怖の季節」
...わたしはぶどう酒をたいてい水で半々に割る...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...稗と米とを半々にまぜたものに限つてハワケと謂ふ(採訪日誌)...
柳田國男 「食料名彙」
...稗と米とを半々にまぜたものに限ってハワケという(採訪日誌)...
柳田國男 「食料名彙」
...いまは事業の建て直しのため大阪と東京で半々の生活を送っていて...
山川方夫 「十三年」
...半々にいって来ますね...
吉川英治 「小説のタネ」
...半々になっている...
吉川英治 「随筆 新平家」
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