...昨十八日(五月)午前八時四十分(しじっぷん)...
芥川龍之介 「白」
...……ある霜柱の残っている午後...
芥川龍之介 「夢」
...末筆乍ら I wish you a happy.六月二十八日午前六時○○市出発に臨みて...
石川啄木 「葉書」
...マツキンレイはある日の午(ひる)過ぎ...
薄田泣菫 「茶話」
...午後早く帰宅して...
谷崎潤一郎 「細雪」
...午後でしたからお勤めはありません...
寺田寅彦 「先生への通信」
...『それなら丁度幸ひ私も明後日は上京するから五日の午後一時半...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...午前謡曲大全をよむ...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...午前四時までに、あますところ僅か二時間となった...
久生十蘭 「魔都」
...――さういふ私達の午後のために涼しい木蔭をつくつてゐてくれた...
堀辰雄 「七つの手紙」
...午後からは折り紙のお稽古(けいこ)があった...
堀辰雄 「幼年時代」
...毎日午後から悠々と出勤したものであつた...
堀口九萬一 「フランソア・コッペ訪問記」
...昨晩十一時半過ぎ、老紳士が馬車で外出し、午前二時半過ぎ、馬車の屋根に大きな箱を乗せて、もう一人と帰宅されました...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...せめてお午まで起きて御覧な! 堪らなくなつたら直ぐに駈け込むつもりで――」とすゝめたのだ...
牧野信一 「F村での春」
...日曜日の午後を彼女は思はず昼寝して...
牧野信一 「タンタレスの春」
...明日午(うま)の時に軍定むべし...
南方熊楠 「十二支考」
...野営を撤去して橇に荷を積むのに午前の半分はかかつたし...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...きょうの午後に平塚の患者を見舞いに行くんだが...
夢野久作 「少女地獄」
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