...生死不明者約千名であります...
海野十三 「空襲警報」
...当時残存した約三千名の地球人類は行方不明となる...
海野十三 「予報省告示」
...何でも今日まで千名許(ばか)しの兵士を喜ばせたさうで...
薄田泣菫 「茶話」
...越へて明治三十四年十二月に至り各地の有志約二千名親しく来りて沿岸被害民を慰問し...
田中正造 「非常歎願書」
...学校当局の折紙づきの卒業生が二千名も受験したそうである...
戸坂潤 「社会時評」
...高等学校を卒業しても帝大や其他の大学に這入れないものが年々数千名にも上るが...
戸坂潤 「社会時評」
...局長以下二千名の俸給はそのままで...
戸坂潤 「社会時評」
...既に会員は千名を越えているし...
戸坂潤 「社会時評」
...一千名ほどはたちどころに獲得出来る...
豊島与志雄 「波多野邸」
...FIDOの最後の完成までには約五千名の関係者を動員したということであるから...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...門弟四千名、その中からは、高野長英(たかのちょうえい)、大村益次郎(おおむらますじろう)、清浦奎吾(きようらけいご)というような人々が出ていることも、もちろん特筆すべきであるが、それよりも驚くべきは、四千名というその数である...
中谷宇吉郎 「淡窓先生の教育」
...二千名以上を傷つけたのである...
中谷宇吉郎 「亡び行く国土」
...更にこの小さな火葬場の内で焼かれた二千名に近い同病者達を思ひ浮べた...
北條民雄 「青春の天刑病者達」
...それを二千名も虐殺させた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...『毎年吾々は一千名の児童に洗礼を施すが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...百十余ヵ村から二千名近くの人員が狩り出されていた...
吉川英治 「鬼」
...七十名の部下と二千名の土人兵を率いて急遽山を下って行った...
和辻哲郎 「鎖国」
...ガスカは一五四八年の春に至って二千名の軍を率いてクスコ近郊に迫り...
和辻哲郎 「鎖国」
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