...明日発つて十里許りの山奥の或小学校の代用教員に赴任することになつた...
石川啄木 「鳥影」
...五十里のあなた、うめき泣く河馬と鳴門の渦の發情(さかり)をききて慄(ふる)へたるわれ、嗚呼、青き不動を永久に紡ぐもの、昔ながらの壁にゐる歐羅巴こそかなしけれ...
アルテュル・ランボオ 上田敏訳 「醉ひどれ船」
...十里位歩いたことがあるんだから」諸戸は苦笑して...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...この良田数十里の間が害されて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...二十八日に二十里の道を疲れた足を引きずりながら帰って来たのである...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...道の十里も歩いたほどに...
橘外男 「雷嫌いの話」
...五十里が百里先でも直ぐ迎えに行く...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...一日に十里も歩けば...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...それから二十里ばかり行くうちに...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...此遠見の考を以て朝鮮の山を見れば凡四十里と思わる...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...それは十里も向ふから聞えてくる...
三好達治 「艸千里」
...武揚等の諸艦は「十一月二十日夜に乗じて函館を距る十里なる鷲木港に入る」と云つてある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...最も近い久米赤島(くめあかしま)へも三十里という洋上の無人島...
柳田国男 「海上の道」
...全長百四十里に及ぶ此河は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...あの船を」と、十里も駆けた...
吉川英治 「三国志」
...水底十里をよく切っておよぎ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...開封(かいほう)郊外の離宮“龍符宮(りゅうふきゅう)”から十里の野は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...初め稲※から白骨まで六里の道を危ぶんだ身にあとでは毎日十里十一二里の山道を続けて歩き得たのも...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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