...十字街を右に曲がってください...
...この地域は十字街を中心に発展しました...
...十字街にはたくさんのお店があります...
...交差点が十字街の中央にある...
...十字街には歴史的な建造物が立ち並んでいる...
...十字街を爲せる處より...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...花のトンネルを行き盡して十字街に戻り...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...ソクラテスがアテネの町の十字街頭に立って...
高神覚昇 「般若心経講義」
...新調のその船の名は、細胞文芸、井伏鱒二、林房雄、久野豊彦、崎山兄弟、舟橋聖一、藤田郁義、井上幸次郎、その他数氏、未(いま)だほとんど無名にして、それぞれ、辻馬車、鷲の巣、十字街、青空、驢馬(ろば)、等々の同人雑誌の選手なりしを手紙で頼んで、小説の原稿もらい、地方に於ては堂々の文芸雑誌、表紙三度刷、百頁近きもの、六百部刷って創刊号、三十部くらい売れたであろうか...
太宰治 「喝采」
...彼は交番の前から十字街をむこうへ往って...
田中貢太郎 「文妖伝」
...秋の侘(わ)びしい光線が一層この十字街を無秩序なものにしていた...
徳田秋声 「仮装人物」
...しかして立身の十字街頭よりしておのおの特別なる職業に従事したりとせよ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...十字街にさしかかった時...
豊島与志雄 「道化役」
...四辻の事を十字街だの...
永井荷風 「十日の菊」
...十字街頭にふと邂逅(かいこう)して...
夏目漱石 「草枕」
...人通りの多い十字街(よつつじ)に土下座して...
二葉亭四迷 「平凡」
...一切の広場と十字街が宮殿が...
百田宗治 「騒擾の上に」
...十字街頭の見聞と所感が...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...自殺化させた虚無世界の十字街頭に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...……ポカンはこの十字街頭に於て...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...喰い詰めた宗教家はよく十字街頭に立ちます...
夢野久作 「鼻の表現」
...城内は中央の十字街を中心にして東西南北の四つの大通りが分れ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...彼の、十字街頭乞食了、八幡宮邊方徘徊、兒童相見共相語、去年痴僧又今來、の詩だの、歌だのをみて、その佗しい一室を考へると、これも亦、これ以外にはない、室の名である...
吉川英治 「折々の記」
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