...十字街を右に曲がってください...
...この地域は十字街を中心に発展しました...
...十字街にはたくさんのお店があります...
...交差点が十字街の中央にある...
...十字街には歴史的な建造物が立ち並んでいる...
...女王はすぐに窓に走りよつて格子の間から下の十字街路を見下した...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...いつも人生の十字街頭に悠々と扇を使ひながら...
芥川龍之介 「僻見」
...十字街妓(つじぎみ)に打扮(いでたち)て...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...十字街を爲せる處より...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...花のトンネルを行き盡して十字街に戻り...
大町桂月 「三里塚の櫻」
...『十字街頭』は、『白羊宮』の出版後から明治四十一、二年へかけての作品で、その當時いろんな雜誌に公にはしましたが、單行本に取纏めたのは今度がはじめてゞす...
薄田泣菫 「詩集の後に」
...丸ビルの下の十字街が雑踏するのは...
高浜虚子 「丸の内」
...「十字街」という同人雑誌の同人になって...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...新調のその船の名は、細胞文芸、井伏鱒二、林房雄、久野豊彦、崎山兄弟、舟橋聖一、藤田郁義、井上幸次郎、その他数氏、未(いま)だほとんど無名にして、それぞれ、辻馬車、鷲の巣、十字街、青空、驢馬(ろば)、等々の同人雑誌の選手なりしを手紙で頼んで、小説の原稿もらい、地方に於ては堂々の文芸雑誌、表紙三度刷、百頁近きもの、六百部刷って創刊号、三十部くらい売れたであろうか...
太宰治 「喝采」
...そこは電車の交叉点になった広い十字街頭で...
田中貢太郎 「文妖伝」
...彼は交番の前から十字街をむこうへ往って...
田中貢太郎 「文妖伝」
...十字街にさしかかった時...
豊島与志雄 「道化役」
...或る十字街には、争闘者の短刀が閃いただろう...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...四辻の事を十字街だの...
永井荷風 「十日の菊」
...十字街頭にふと邂逅(かいこう)して...
夏目漱石 「草枕」
...十字街頭の人々を驚かし...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...自殺化させた虚無世界の十字街頭に...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そうした実例は十字街頭の到る処に発見される...
夢野久作 「能とは何か」
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