...その間に集成手術によって取纏(とりまと)めたる人体は十体に達した...
海野十三 「諜報中継局」
...人影とおぼしきものが数十体...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...数十体の生き人形が...
江戸川乱歩 「影男」
...上(のぼ)り下(くだ)りに五十体ずつ並んで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...やや離れて五十体...
中里介山 「大菩薩峠」
...五十体ずつ二列の百羅漢で...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...楽屋から火を発して村中にある二十体の鎧兜を悉く烏有に帰せしめ...
牧野信一 「バラルダ物語」
...得意の腕を揮(ふる)って約五十体の人物...
山本笑月 「明治世相百話」
...不気味と云へば倫敦(ロンドン)の博物館の数室で見た埃及(エヂプト)の木乃伊(みいら)の幾十体の方が何程(どれほど)不気味であつたか知れない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...もう幾十体呑み去っていたことか...
吉川英治 「私本太平記」
...自刃していた幾十体の亡骸(なきがら)はすべて二列となってその列を乱しもせずにうっぷしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...ほか五十体の一族とを...
吉川英治 「私本太平記」
...十体の重心を失いかけたように...
吉川英治 「宮本武蔵」
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