...――鶴田君にアラビア夜話十二巻あり...
芥川龍之介 「遺書」
...昭和五年)の第十二巻に古畑博士が執筆された「指紋学」と...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...詩文は菅家文草十二巻同後草一巻(後草は筑紫にての御作なり)今も世に伝ふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...是より前の御詩文を菅家文草といひ(十二巻)左遷より後のを菅家後草とて(一巻)今も世につたふ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...=雑詠詠((ママ))=緒言こゝに雑詠といふのは明治四十一年十月発行の第十二巻第一号より四十二年七月一日発行の第十二巻第十号に至るホトトギス掲載の「雑詠」並に...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...という物語を絵巻物十二巻に仕立てたものである...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...わたくしの草稿はその年十二月発行の『新小説』第十四年第十二巻のはじめに載せられた...
永井荷風 「すみだ川」
...それは一八六六年の第三十二巻第二十三頁にあって...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...(『国語特報』第五号、昭和十一年一月、第十二巻)...
西田幾多郎 「国語の自在性」
...その寓話詩十二巻に依つて不朽の名をとどめてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...第十二巻は買うことが出来ました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...(『ぬかるみの街道』に発表 一九三〇年六月新潮社刊『現代詩人全集』第十二巻を底本)...
百田宗治 「地を掘る人達に」
...菅茶山等の編した福山志料第十二巻神農廟の条にかう云ふ記事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...甲乙経は医統正脈中に収められてゐる鍼灸(しんきう)甲乙経十二巻である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...アウグスチヌスは二十二巻より成るこの大著を著述したのである...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...南方全集十二巻のうち...
柳田国男 「故郷七十年」
...彼が遺物として日本に与へたるものは即ち外史二十二巻...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...十二巻などの無名の人々の作には...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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