...(四)彼の著書には十二巻の全集がある...
芥川龍之介 「点心」
...宋人(そうひと)李等(りはうとう)が太平広記畜獣(ちくじう)の部に(四百四十二巻)狼(おほかみ)美人(びじん)に幻化して少年(わかいひと)と通じ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...=雑詠詠((ママ))=緒言こゝに雑詠といふのは明治四十一年十月発行の第十二巻第一号より四十二年七月一日発行の第十二巻第十号に至るホトトギス掲載の「雑詠」並に...
高浜虚子 「進むべき俳句の道」
...全十二巻の詞書というものを売っていたので買ってみると...
寺田寅彦 「山中常盤双紙」
...垣内松三教授の『国語教育科学』(全十二巻)の計画が発表されて...
戸坂潤 「読書法」
...北斎が咄嗟(とっさ)の動揺を描くに妙を得たるはなほ『漫画』十二巻中風(かぜ)の図についてこれを見るべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...わたくしの草稿はその年十二月発行の『新小説』第十四年第十二巻のはじめに載せられた...
永井荷風 「すみだ川」
...それは一八六六年の第三十二巻第二十三頁にあって...
中谷宇吉郎 「寒月の「首縊りの力学」その他」
...オディセーの二十二巻目に出ております...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...その寓話詩十二巻に依つて不朽の名をとどめてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...『ノーツ・エンド・キーリス』九輯十二巻一八九頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...菅茶山等の編した福山志料第十二巻神農廟の条にかう云ふ記事がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...アウグスチヌスは二十二巻より成るこの大著を著述したのである...
矢内原忠雄 「読書と著書」
...菅江真澄(すがえますみ)の『遊覧記』三十二巻の下...
柳田国男 「山の人生」
...彼が遺物として日本に与へたるものは即ち外史二十二巻...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...単行二十二巻の見本を持って...
吉川英治 「随筆 新平家」
...四教義十二巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...玄弉法師西域記一本十二巻...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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