...このお寺の本殿には十一面観音像が祀られている...
...十一面観音のお守りを買ってきてもらえませんか?...
...前世からの因縁を断ち切るために、十一面観音にお願いすることもあるそうです...
...成仏を願って、十一面観音の前でお経を唱える人もいます...
...十一面観音は、もともとは男性像だったという説もあるそうです...
...聖林寺の十一面観音像は又これとは離れて独立した天平後期の雄大の気を示顕する...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...ことに東北隅の普賢や十一面観音などでは最も明瞭であった...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...わたくしはむしろ聖林寺(しょうりんじ)の十一面観音を取るのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...(五月二十日)七疲労――奈良博物館――聖林寺十一面観音一日の間に数知れぬ芸術品を見て回って...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...壇上の聖林寺十一面観音の側に洋服を着た若い男が立っていた...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そのころには入り口正面に向かって聖林寺の十一面観音...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...聖林寺の十一面観音は偉大な作だと思う...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...たとえば大安寺の楊柳観音・四天王の類を同じ寺の十一面観音などと比べて見る...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...右の十一面観音と非常によく似た手法のものであるが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...十二法華寺より古京を望む――法華寺十一面観音――光明后と彫刻家問答師――彫刻家の地位――光明后の面影湯殿の前の庭に立って東の方をながめると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...法華寺の本尊十一面観音は二尺何寸かのあまり大きくない木彫である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...后のからだは女体の肉身ではなくして十一面観音の像に現われている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかしこの十一面観音の面相はそういう期待に応ずるものではない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...だからこの十一面観音が貞観時代の作であって光明后をモデルとしたものではないという説の方がわたくしには望ましいのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこで現在の十一面観音は光明后をモデルとした原作を頭に置いて後代の人が新しく造ったものだという想像説が成り立つ...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...薬師寺の聖観音が天平時代に至って聖林寺の十一面観音となったように...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...そこで法華寺十一面観音についていったようなことが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...聖林寺(しょうりんじ)十一面観音などに見いだすことができる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??