...その十一番目の子だとも...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...住所は南洋パラオ島常盤街十一番地と別な筆蹟で書いてある...
海野十三 「蠅男」
...僕は三十一番街の方に駈け出した...
海野十三 「人造人間殺害事件」
...十一番の玉を左へ廻せということではありますまいか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...「その十一番さんというのは...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...十一番の客について...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...「あの十一番さんは...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...四十一番地(ばんち)かい』『屋敷(やしき)は兩方(りやうはう)に跨(また)がつて居(ゐ)る』屋敷(やしき)が兩方(りやうはう)に跨(また)がつて居(ゐ)るといふ柄(がら)ではない...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...ところでこの Kaiser といふ六文字のうちK(ケー)はアルフワベツトの十一番目の文字...
薄田泣菫 「茶話」
...』『十一番さん、御飯(ライス)おかわり!』皿の音、沢庵(たくあん)の香(におい)、お醤油のこげるにおい、おつゆを啜(すす)る盛大なひびき、「いらっしゃいまし」「お待ち遠さま」「有難う存じます」の声々――それに混じって食堂じゅうに色んな日本語が縦横に走り交(かわ)している...
谷譲次 「踊る地平線」
...今じゃみんな目隠しをされてもコシェリョフ吟造とスミルノフ二十一番とをやすやすと利きわける始末だ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「宮城野の本荒の小萩露を重み風を待つごと君をこそ待て」(古今集戀の部よみ人知らず)此昔の名所本荒の郷が今日仙臺市本荒町のある處其二十一番地が私の本邸であつたが...
土井晩翠 「「晩翠放談」自序」
...ほかに「蝶々(ちょうちょう)」と呼ばれる二十一番目の練習曲...
野村胡堂 「楽聖物語」
...第十一番のコルトーは録音は古いが良いものだ(ビクター一二七七)...
野村胡堂 「楽聖物語」
...浜ノ町は一番町から十一番町まである...
火野葦平 「花と龍」
...ソルボンヌ區トゥリエ街十一番地に寓した...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「巴里の手紙」
...程もなく同君は山梨県東八代郡花鳥村竹居の疎開地から無事に都下滝野川区上中里十一番地の自宅へ還った...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...十一番目の息子だということがすぐわかる...
吉川英治 「随筆 新平家」
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