...十に一つ我知らず熱心になると...
石川啄木 「葉書」
...十に一つ我知らず熱心になると...
石川啄木 「葉書」
...惜しいことにこの案には十に一つぐらいの失敗率を見込まなければならない...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...しかし十に一つの失敗率でも内閣はたちまちつぶれてしまう...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...読んで見ると物になりそうなは十に一つとないから大抵は最初の二...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...十に一つもあろうとはおもわれぬ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...夢みる人の心もちを十に一つもいい現わすことができないけれども...
中勘助 「母の死」
...その中には隨分見當外れの馬鹿な事件もありますが、十に一つ、どうかすると、三つに一つ位、面白い事件がないでもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その中にはずいぶん見当外れの馬鹿な事件もありますが、十に一つ、どうかすると、三つに一つくらい、面白い事件がないでもありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その代りモノになるのはほんの十に一つで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何にか十に一つの助かる道が欲しかつたのだらう」平次は斯う繪解きをしてくれるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...十に一つは求婚の歌があり...
柳田国男 「木綿以前の事」
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