...それは差出人が匿名で...
海野十三 「地球発狂事件」
...隠匿(いんとく)せる被害品を...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...きまりがわるくなつて何處かへ匿れたと思ひました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...ここに批評が元来匿名批評になり得なければならず...
戸坂潤 「思想としての文学」
...「過日宮城へ押掛候連中の指導者の家には隱匿米隨分澤山有之候趣...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...それを一室に匿(かく)まい...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでもって「あの男は小学校の理科の知識ももっていない」というような匿名批評をされるのは...
中谷宇吉郎 「身辺雑記」
...内外大小事となく善悪とも隠匿致し居り候事ども...
服部之総 「新撰組」
...かの三石を布片に裹(つつ)み舎の屋裏に匿(かく)すと...
南方熊楠 「十二支考」
...曇りがちに色を内に匿していない場合はない...
柳宗悦 「工藝の道」
...そこには大勢が活きて個人は匿(かく)れた...
柳宗悦 「民藝四十年」
...自然がその深みを匿すことなく示すからである...
柳宗悦 「和紙の美」
...ようやく火を貰ってその棺桶を納戸(なんど)に匿(かく)して置いたのを...
柳田国男 「木綿以前の事」
...二名を隠匿せる事実なしと...
山本周五郎 「新潮記」
...一時扇ヶ谷へ匿(かくま)い...
吉川英治 「私本太平記」
...兄弟を庫(くら)の中に匿(かくま)い...
吉川英治 「源頼朝」
...火にあたらせて夕方まで匿まって下さい...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
...もう半枚なり何なり奮発してその上で身を匿しなされ...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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