...昔宋朝医王山の長老たり...
太宰治 「右大臣実朝」
...勿諭医王山ではない...
太宰治 「右大臣実朝」
...御度量のひろい将軍家に於いては、もちろん、御計画の頓挫をいつまでも無念がつていらつしやるやうな事は無く、あの、大かたり者の陳和卿に対してもいささかもお怒りなさらず、医王山ホド、ウマクイカナカツタヤウデス...
太宰治 「右大臣実朝」
...たとひ信じないにしても医王山の長老などといふ御立派なところで...
太宰治 「右大臣実朝」
...白山に天の雪あり医王山(いわうさん)次ぎて戸室(とむろ)も酣の秋昭和八年の晩秋...
平野萬里 「晶子鑑賞」
......
前田普羅 「普羅句集」
......
室生犀星 「愛の詩集」
...川を隔てて医王、戸室の山さては遠く飛騨の連峯をも望むことを得...
室生犀星 「抒情小曲集」
...それは私の市街(まち)から五里ばかり隔った医王山(いおうぜん)という山です...
室生犀星 「不思議な国の話」
...そう言って医王山の方へ...
室生犀星 「不思議な国の話」
...あの医王山へ登るんですよ...
室生犀星 「不思議な国の話」
...医王山の方をながめました...
室生犀星 「不思議な国の話」
...その医王山が一つの生きもののようになって見えました...
室生犀星 「不思議な国の話」
...医王寺(いおうじ)山など...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして藍坂の医王寺跡に立ったり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...医王山薬師如来の霊地を意識するおそれであった...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...しきりと医王山の境内をウロついていた奴だろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...医王山の境内でも廃寺の折でも隙を見るや一散に逃げ去ったことであきらかに知れている...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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