...医書を読んで医学知識を学ぶことができます...
...この本は古代中国の医書です...
...医書を読むのは専門家だけだと思っていましたが、初心者用の本もあるようです...
...彼女は医書を読むのが好きで、医療に興味があるようです...
...医書は医者だけが読むものではありません...
...帰途葉子は本屋に立ち寄って婦人病に関する大部な医書を買い求めた...
有島武郎 「或る女」
...子宮底穿孔(せんこう)なまじっか医書を読みかじった葉子はすぐそっちに気を回した...
有島武郎 「或る女」
...一冊の医書を中に向かい合って静かに勉強していた若い父母だった...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...去勢術に関する医書を手に入れました...
久生十蘭 「玉取物語」
...「医書、儒書会読講釈」の看板を掛け、この方の弟子だけでも凡(およ)そ二百人...
久生十蘭 「平賀源内捕物帳」
...或日(あるひ)奥平の屋敷に推参(すいさん)して久々の面会、四方山(よもやま)の話の序(ついで)に、主人公が一冊の原書を出して、「この本は乃公(おれ)が長崎から持(もっ)て来た和蘭(オランダ)新版の築城書であると云うその書を見た所が、勿論私などは大阪に居ても緒方の塾は医学塾であるから、医書、窮理(きゅうり)書の外(ほか)に遂(つい)ぞそんな原書を見たことはないから、随分珍書だと先(ま)ず私は感心しなければならぬ、と云(い)うのはその時は丁度(ちょうど)ペルリ渡来の当分で、日本国中、海防軍備の話が中々喧(やかま)しいその最中に、この築城書を見せられたから誠に珍しく感じて、その原書が読(よん)で見たくて堪(たま)らない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...医書にしばしば動物園の猴類の部を童男女に観するを戒めある...
南方熊楠 「十二支考」
...送る医書のこと承知いたしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...素(もと)わたくしは支那の古医書の事には(くら)いが...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...日本医学史の医書目録に「続薬方分量考...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしに古医書を寄附せむことを求めた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...二十九日に更に躋寿館医書彫刻手伝(てつだい)を仰附けられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...すでに室町期の医書類には用いられており...
柳田国男 「海上の道」
...本郷通りの大きな医書店で中川に御礼をしたものが大分あったらしい...
柳田国男 「故郷七十年」
...こっちにいても蘭語の医書が手にはいるし...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...なんという医書だったか...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...わしが秘伝の書として家に蔵しておる医書を御身へ譲ってやろう...
吉川英治 「三国志」
...九条村の百姓家に間借りをしている医書生で...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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