...本邦現存最古の医書丹波(たんば)康頼の『医心方』から引き陳(つら)ねた奇薬の名の内に...
南方熊楠 「十二支考」
...此康頼が円融天皇の天元五年に医心方三十巻を撰び...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...医心方は世(よゝ)秘府(ひふ)に蔵儲せられてゐた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...只一の医心方あるのみである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」その百八蘭軒は医心方を影写するに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「右丹波康頼医心方廿本...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...医心方等に就いて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...四年徴が躋寿館に召されて医心方校刊の事に参与した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...『医心方』は禁闕(きんけつ)の秘本であった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』は若年寄遠藤但馬守胤統(たねのり)を以て躋寿館に交付せられた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...素(もと)『医心方』は巣元方(そうげんぼう)の『病源候論(びょうげんこうろん)』を経(けい)とし...
森鴎外 「渋江抽斎」
...躋寿館では『医心方』影写程式(えいしゃていしき)というものが出来た...
森鴎外 「渋江抽斎」
...それは京都加茂(かも)の医家岡本由顕(ゆうけん)の家から出た『医心方』巻(けんの)二十二である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...保晃は半井瑞策に『医心方』一巻を借りて写した...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』を瑞策に授けたのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...『医心方』校刻の事の起ったのは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...書医心方後(いしんほうののちにしょす)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...抽斎の心に懸けて死んだ躋寿館校刻の『医心方』は...
森鴎外 「渋江抽斎」
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