...昼と夜との区別がない...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...かくのごとく苔虫類の国では現在従事している職業によってさえ貴賤上下の区別がないくらいであるゆえ...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...苔虫の国には政府と人民との区別がないから...
丘浅次郎 「理想的団体生活」
...男女の衣裳に区別がない程一般に派手好みの服装が流行して居たのだ...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...二つのものの間の区別がないのではないが...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...この点理論なるものと仮説なるものとの間には殆ど何等の区別がない...
戸坂潤 「辞典」
...現実と仮定との区別がないのである...
豊島与志雄 「意欲の窒息」
...あなたはちっとも区別がないわ...
豊島与志雄 「裸木」
...鑑賞上には存在の区別がないはずである...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その中に区別がない...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...区別がないことがわかったが...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...分明(はっきり)した区別がないので...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...司令部の宮殿風の豪華な建物を除いてみなひどく荒廃しているこの流刑地の普通の家とほとんど区別がないにもかかわらず...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...それやア区別がないけれど...
牧野信一 「環魚洞風景」
...理性にとっては困難も容易も区別がないということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...肉と魚とは区別がないわけだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...今の歴史家には玉石に対する明確な区別がないのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...そこには夜と昼の区別がない...
山川方夫 「演技の果て」
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