...「――宝船に何か区別があるのかもしれない...
高見順 「如何なる星の下に」
...理学の場合にはそれがただ一つだという点に著しい区別がある...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...今の場合どこに根本的な区別があるだろうか...
戸坂潤 「技術の哲学」
...「ある」にも「である」と「がある」との区別があるが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...してわるいことの区別がある位のことが...
中村地平 「南方郵信」
...こういう風にちゃんと区別があるところが...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの冬」
...又実際にはっきりした区別がある...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...直接と間接の区別があるだけで...
夏目漱石 「こころ」
...これに当たる人に三段の区別がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...ヤ行の「え」は区別があるのでありますから「天地(あめつち)の詞(ことば)」の四十八音ならばよいのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...そういう区別があることを暗示するようなものが何もないのであって...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...同音に発音する仮名の間に区別があるということを発見したのでありますから...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...それでもう泊り客といふことは通ずるのか? そんな風にしても向方でウロンな顔つきをしはしまいか? 泊り方には上等・下等といふ風な区別があるのか? 若しも下等に泊ると間の悪い思ひをするんぢやないか...
牧野信一 「秋晴れの日」
...道徳の間には区別がある...
三木清 「哲学入門」
...正当でない子供というのは子供にとってどんな区別があることでしょう...
宮本百合子 「“生れた権利”をうばうな」
...区別があることを覚らせることができない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この区別があるため...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...すなわちいずれも徳川期に入って後の経営に違いないがその年代に区別がある...
柳田國男 「地名の研究」
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