...理学の場合にはそれがただ一つだという点に著しい区別がある...
寺田寅彦 「科学者と芸術家」
...認識の対象たるこの現象にも亦様相上の区別がある筈である...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...社会全体にも云わば公的生活と私的生活との区別がある...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...作為の犯罪と過失との区別があるようにだ...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...そこに両者の区別がある...
戸坂潤 「範疇としての空間に就いて」
...してわるいことの区別がある位のことが...
中村地平 「南方郵信」
...こういう風にちゃんと区別があるところが...
中谷宇吉郎 「ウィネッカの冬」
...ただこれだけの区別があると申したいのであります...
夏目漱石 「文芸と道徳」
...これに当たる人に三段の区別がある...
新渡戸稲造 「自警録」
...自ら区別があるわけで...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...ヤ行の「え」は区別があるのでありますから「天地(あめつち)の詞(ことば)」の四十八音ならばよいのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...その区別があることを見出した...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...それだけの音の区別がある...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...元来数学者には代数型と幾何型との区別がある...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...一口に豚というが豚にも色々区別がある...
村井弦斎 「食道楽」
...近頃は我邦(わがくに)でも養鶏が盛(さかん)になって西洋鶏の種類も沢山殖(ふ)えたが西洋鶏の中には産卵鶏と肉用鶏と闘鶏(けあいどり)との三大区別がある...
村井弦斎 「食道楽」
...本質的な区別があるのを見誤ってはならぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...どういう区別があるか...
柳宗悦 「民藝とは何か」
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