...我は素より我心を以て汝が行を匡(たゞ)さんとせず...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...福日の恒屋匡介君だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...一般的失業による歳入減・所謂匡救費支出・警察費の拡張・軍備費の超越的膨脹・等々の結果から...
戸坂潤 「技術の哲学」
...「庶政の匡革は今や単に作用運営のみに於て完きを期し難く大いに吏道を振粛し行政機構の更新を必要とするに至れり」云々...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...農村自治体の財政を匡救する方向に使われないとも限らない...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...農山漁村の匡救などは...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...けっして人を匡正(きょうせい)することはできませんじゃ...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...匡(ただ)し理(おさ)め磨(みが)いて...
中島敦 「弟子」
...有志者忍以此称其親也哉」と云つた如く俗を匡(たゞ)すに意があつたのではなからうか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは此に先づ一の大いなる錯誤を匡(たゞ)して置く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...もし芥川氏の手に藉(よ)ってこの稿の謬(あやまり)を匡(ただ)すことを得ば幸であろう...
森鴎外 「細木香以」
...このごろよく会う旧友井上匡四郎も...
柳田国男 「故郷七十年」
...はた新たなる匡正(きょうせい)に基(もとづ)くものかを...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...王匡(おうきょう)...
吉川英治 「三国志」
...河内(かだい)の太守王匡(おうきょう)...
吉川英治 「三国志」
...王匡の耳には入らなかった...
吉川英治 「三国志」
...匡房に倣(なら)って...
吉川英治 「私本太平記」
...この匡衡(まさひら)は漢文(かんぶん)や...
和田萬吉 「今昔物語」
便利!手書き漢字入力検索