...船中には他の者を匡正してやる者が一人もいなかったからである...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...進んでそれを匡正してやるのです...
スティーヴンスン 佐藤緑葉訳 「帽子箱の話」
...その匡救のため国家や社会団体が興す公共土木事業を指す)〕に追い使うか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...「庶政の匡革は今や単に作用運営のみに於て完きを期し難く大いに吏道を振粛し行政機構の更新を必要とするに至れり」云々...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...(一九三五・九)一五 農村匡救の種々相東北凶作義金の応募額は可なりの嵩に及んでいるらしい...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...凶作の匡救ではなくて凶作による貧窮の匡救なのだ...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...匡救事業は最低賃金をしか支給しないことを原則としている...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...内閣の失政を匡救するを爲さずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...之れに對する匡救の責任は懸つて閣下の肩上に在らずや...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯は必らず自ら起つて其の難局を匡救せむとし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...而して閣下は啻に行政官庁の曠職を匡救する手段を取らざりしのみならず...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯は必らず自ら起つて其の難局を匡救せむとし...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...薯蕷はけっしてヤマノイモではなくまさにナガイモであることを明かにしその誤りを匡正したのは私であって...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...匡王班四年壬子にあたりて入滅したまふ...
三木清 「親鸞」
...かりに方言匡正家のいわゆる標準語を繋ぎ合わせて...
柳田国男 「雪国の春」
...河内(かだい)の太守王匡(おうきょう)...
吉川英治 「三国志」
...大江匡房(まさふさ)には「遊女記」の著述さえある...
吉川英治 「随筆 新平家」
...匡(きょう)に畏(とら)(拘)わる...
和辻哲郎 「孔子」
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