例文・使い方一覧でみる「匝」の意味


スポンサーリンク

...さうして各聯の上下二句を誇張を交へたるのみによつて緊密に限定し過ぎたるが故に最も周なるが如くにして最もフラ/\したものとなつてしまつた...   さうして各聯の上下二句を誇張を交へたるのみによつて緊密に限定し過ぎたるが故に最も周匝なるが如くにして最もフラ/\したものとなつてしまつたの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...理智的にその結論が如何(いか)に周(しゅうそう)で正確であろうとも...   理智的にその結論が如何に周匝で正確であろうともの読み方
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」

...點けた許りの明るい吊洋燈(つるしランプ)の周(あたり)には...   點けた許りの明るい吊洋燈の周匝にはの読み方
石川啄木 「菊池君」

...其周(まはり)には粗末な木柵がらしてあつた...   其周匝には粗末な木柵がらしてあつたの読み方
石川啄木 「散文詩」

...周(あたり)にひびく駒下駄の音を石甃に刻み乍ら...   周匝にひびく駒下駄の音を石甃に刻み乍らの読み方
石川啄木 「葬列」

...周(あたり)には心地よい秋草の香が流れて居る...   周匝には心地よい秋草の香が流れて居るの読み方
石川啄木 「葬列」

...其周(めぐり)には五六人の男の児が立つて居て...   其周匝には五六人の男の児が立つて居ての読み方
石川啄木 「葬列」

...女乞食の周(めぐり)に立つて居た児供(こども)の一人が...   女乞食の周匝に立つて居た児供の一人がの読み方
石川啄木 「葬列」

...周(あたり)にひゞく駒下駄の音を石甃(いしだゝみ)に刻み乍ら...   周匝にひゞく駒下駄の音を石甃に刻み乍らの読み方
石川啄木 「葬列」

...其周(めぐり)には五六人の男の兒が立つて居て...   其周匝には五六人の男の兒が立つて居ての読み方
石川啄木 「葬列」

...周(あたり)がぼうつとして来た...   周匝がぼうつとして来たの読み方
石川啄木 「道」

...手水盤の水が銀の器のやうに厚く氷つてゐた...   手水盤の水が銀の匝器のやうに厚く氷つてゐたの読み方
田山花袋 「道綱の母」

...彼の婦人に関する用意の周(しゅうそう)懇篤なる...   彼の婦人に関する用意の周匝懇篤なるの読み方
徳富蘇峰 「吉田松陰」

...不忍池ハ其ノ西南ヲ(メグ)ル...   不忍池ハ其ノ西南ヲ匝ルの読み方
永井荷風 「上野」

...トロイの城壁を三(さんそう)したとか...   トロイの城壁を三匝したとかの読み方
夏目漱石 「吾輩は猫である」

...周(まわり)の役者に構わずに己(うぬ)が声を己(うぬ)が聞いて何にも胸に感ぜずに楽屋に帰ってしまうように...   周匝の役者に構わずに己が声を己が聞いて何にも胸に感ぜずに楽屋に帰ってしまうようにの読み方
ホフマンスタアル Hugo von Hofmannsthal 森鴎外訳 「痴人と死と」

...繞(えいじょう)数(そう)...   繞数匝の読み方
南方熊楠 「十二支考」

...和気とか佐伯とか周(すさい)とかいう小さい村や部落を時々見るほかは...   和気とか佐伯とか周匝とかいう小さい村や部落を時々見るほかはの読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

「匝」の読みかた

「匝」の書き方・書き順

いろんなフォントで「匝」


ランダム例文:
抵抗を感じる   大概にしろ   ばんど  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
建設的   孤独死   不審物  

スポンサーリンク

トップへ戻る