...もともとの意味:中国北魏王朝5代目皇帝...
...五胡の支配下に落ちる前の北魏は、中国の、あるいは世界の歴史上、最も重要な国家であった...
...「どうしても北魏隋唐となると...
薄田泣菫 「茶話」
...様式だけは北魏に則(のっと)って造られているが...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...然るに後世北魏の道元の水經注は東南の諸水に就いてその記載が確實でないと云はれて居る位であるが...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...支那北魏の系統といわれる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...しかも北魏風な厳しさはかえって強い...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...支那から帰った友達に貰(もら)った北魏(ほくぎ)の二十品(にじっぴん)という石摺(いしずり)のうちにある一つを択(え)り出して入れた...
夏目漱石 「道草」
...北魏的なものが飽和した時に現われたもので...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...漢高祖や文帝や北魏の宣武など...
南方熊楠 「十二支考」
...支那にも北魏孝荘帝の時冀(き)州の沙門法慶...
南方熊楠 「十二支考」
...北魏を討つときはないのです...
吉川英治 「三国志」
...いわんや晩年数次にわたる北魏(ほくぎ)進撃と祁山(きざん)滞陣中の労苦とは...
吉川英治 「三国志」
...蒙古民族たる鮮卑(せんぴ)の建てた北魏のごときはかなり強大であった...
和辻哲郎 「孔子」
...グプタ朝の最盛期は北魏の時代に当たっているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかし北魏式美術にはギリシア風の感じはない...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...振りかえって北魏の美術をも見なおした...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...北魏の時代に子供らしい無垢(むく)な心の驚異をもってなされた人体の美の闡明(せんめい)が...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...実は北魏美術の一半に過ぎぬ...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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