...旧日重陽日、伝レ杯不レ放レ杯、即今蓬鬢改、但愧菊花開、北闕心長恋、西江首独回、茱萸賜二朝士一、難下得二一枝一来上、人世悲懽自不レ同、莫三将二一様一看二西風一、今朝憶著茱萸賜、幾箇州白髪翁、独在二異郷一為二異客一、毎レ逢二佳節一倍思レ親、遥知兄弟登レ高処、遍挿二茱萸一少二一人一、秋葉風吹黄颯颯、晴雲日照白鱗鱗、帰来得レ問二茱萸女一、今日登レ高酔二幾人一、萸如二蠅子攅レ頭赤一、酒似二鵞児破レ殻黄一、饋レ我真成両奇絶、為レ君大酔作二重陽一、手種二茱萸一旧井傍、幾回春露又秋霜、今来独向二秦中一見、攀折無三時不二断腸一、我邦の学者達はこれら詩中の茱萸を以てグミと解釈しているが、これはトンデモナイ間違である事は既に上に書いた通りである...
牧野富太郎 「植物記」
...魂魄(こんぱく)はつねに北闕(ほくけつ)の天を望まんもし命に背(そむ)き義を軽くせば君も継体(けいたい)の君に非(あら)ず臣も忠烈の臣に非ずと...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??