...北辺の山々は冬の間は雪で覆われている...
...この町は日本の北辺にある...
...北辺まで行くのには、数時間のドライブが必要だ...
...北辺の人々は厳しい自然に順応した生活を送っている...
...私は今度の旅行で、北辺の地をもっと知りたいと考えている...
...ちょうどこの時代にはわが国の北辺がようやく騒がしくなり始め...
石原純 「伊能忠敬」
...厚和のような北辺と違って...
梅崎春生 「狂い凧」
...北辺と南陲(なんすい)とを比べたらばよほど寒暑の差があるのではありますが...
高浜虚子 「俳句への道」
...北辺の海中の魚皆赤しと云...
太宰治 「津軽」
...山北辺より雪降り候うて...
田山花袋 「蒲団」
...ここ三十年来欠かすことなくこうした北辺の災いがつづいていた...
中島敦 「李陵」
...それを「北辺防備の第一線」としている...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...グリーンランドの北辺チューレに着く...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...泉石は北辺防備に早くから心を致していたものと思われる...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...若い時から北辺防備に思いを致して...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
......
中谷宇吉郎 「雪」
...北辺警備の本心を蝦夷(えぞ)地開拓の言葉につつんでうろうろしていた開拓使庁は...
本庄陸男 「石狩川」
...私の知るものは北辺の一角と...
柳田国男 「海上の道」
...なるほど」「で、甥の蘇双(そそう)と二人して、馬商人に身を落し、市から馬匹を購入して、北国へ売りに行こうとしたのですが、途中まで参ると、北辺の山岳にも、黄賊が道をふさいで、旅人の持物を奪い、虐殺をほしいままにしておるとのことに、むなしくまた、この群馬をひいて立ち帰ってきたわけです...
吉川英治 「三国志」
...文化に遠い北辺の胡夷勢(えびすぜい)と侮っていたが...
吉川英治 「三国志」
...いかなれば汝のごとき北辺の胡族(えびす)の血を...
吉川英治 「三国志」
...北辺に自負する豪強勝家をして...
吉川英治 「新書太閤記」
...坂東地方の北辺に...
吉川英治 「平の将門」
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