...三 自釈芭蕉は北枝(ほくし)との問答の中に...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...「其角(きかく)、風雪(らんせつ)、去来(きよらい)、丈草(ぢやうさう)、野坡(やば)、杉風(さんぷう)、北枝(ほくし)、凡兆(ぼんてう)、支考(しかう)……」かう言ひながら、時々思ひ出したやうに鉦(かね)を鳴らしたものだ...
薄田泣菫 「茶話」
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高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...北枝の家が類焼した時に作った句で...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...南枝落北枝開、これが宇宙の相である...
種田山頭火 「其中日記」
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内藤鳴雪 「鳴雪句集」
...霰ふる左の山は菅の寺 北枝遊女四五人田舎わたらひ 曾良落書に恋しき君が名もありて 翁こういう従来比較的問題にされていなかったものの中から...
中谷宇吉郎 「民族的記憶の名残」
...霰(あられ)ふる左の山は菅(すげ)の寺北枝(ほくし)遊女四五人田舎(いなか)わたらひ曾良(そら)落書(らくがき)に恋しき君が名もありて翁(おう)髪はそらねど魚(うお)くはぬ也(なり)北枝ここで最初に問題になるのは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...とにかく次の北枝の附句(つけく)では...
柳田国男 「木綿以前の事」
...夕雨(ゆうだち)の篠懸乾(すずかけほ)しに舎(やど)りけり斧卜(ふぼく)子を褒(ほ)めつゝも難(なん)少しいふ北枝(ほくし)に至っては...
柳田国男 「木綿以前の事」
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